早ければ来年から、都心住宅街の自分の空き地にも都心公園を造ることができる。さらに都心周辺に歴史公園などのようなテーマ公園や森で覆われた「グリーンウェイ(緑道)」を設置する案が推進される。
建設交通部(建交部)は、開発制限地域(グリーンベルト)解除の手続きが本格化することにつれ、減っていく都市地域の緑地を補い、都市公園用地を活用するために、こうした内容を骨子とする「都市公園法」を改正、緑地空間を大幅に増やす方針だと、16日明らかにした。
建交部は、まず△子供公園△近隣公園△墓地公園△体育公園△都市自然公園の5種に制限されている都心公園の種類を多様化することにした。
△漢江(ハンガン)周辺の水辺公園△生態公園△歴史公園などのようなテーマ公園△木で道路を取り囲んで歩道専用や自転車専用に使われる「グリーンウェイ」なども都心公園に指定することにした。
また、1500㎡(約454坪)以上の規模となっている都心公園の規模制限も緩和し、住宅用地に使用できない都心住宅街の空き地を都心公園に積極的に活用することにした。
建交部は、公園造成及び管理に必要な財源は、地方自治体が運営している「都市開発特別会計」を転用して使うことにする計画だ。
建交部の金ビョンス都市管理課長は「今回の措置で先進国水準には及ばなくても、現在1人当り1坪を少し超える都市公園の面積を、最小限3坪以上に拡大していく方針だ」と明らかにした。
建交部によると、01年末現在、ソウルの1人当りの都市公園の面積は3.7㎡(約1.1坪)で△米ニューヨーク(22.9㎡、6.9坪)△英・ロンドン(24.1㎡、7.3坪)△ドイツ・ベルリン(24.5㎡、7.4坪)△フランス・パリ(17.9㎡、5.4坪)など先進国の都市に比べて、大きく立ち後れる。
黃在成 jsonhng@donga.com






