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DNA構造発見50周年

Posted February. 10, 2003 22:22,   

1953年4月25日、イギリスの自然科学系雑誌「ネイチャー」には、次の言葉で始まる1ページの論文が掲載された。

「われわれはデオキシリボ核酸(DNA・deoxyribo nucleic acid)の構造を示す。この構造は、新たな特徴を持っているが、生物学的にとても意味深い。」

「われわれ」とは、ジェームズ・ワトソン博士(75才・米国)とフランシス・クリック博士(87・英国)。米国の時事週刊誌「タイムズ」は、17日に発行された最新号で、DNAの二重らせん構造発見50周年を記念する特集記事を通じ、「分子生物学の基本的神秘を明らかにし、ゲノムプロジェクトなど今後の生命科学革命の足がかりを見つけた」と伝えた。DNAの存在そのものではなく、これがどういう構造であるかを究明したという点で意味がある、という評価だ。

DNAは、糖と燐酸が交互につながった2つの長い鎖が、4種類の塩基を挟んで、らせん状にねじれた構造をしている。塩基が対をなす方法の数は31億にのぼり、この配列順序によって遺伝情報が与えられる。普通の人の細胞には約2mのDNA鎖がある。

「タイムズ」は、19日から21日にかけて、米カリフォルニア州モンタレーにおいて、ノーベル賞受賞者であるワトソン博士をはじめ、世界的な科学者、宗教指導者、倫理学者、言論関係者、ベンチャー企業投資家などを招き、生命工学国際学術会議「生命の未来に関する会議」を開催する。日程は「タイムズ」のホームページ(www.time.com)を参照。



金承眞 sarafina@donga.com