韓国人が海外でクレジットカードで使用した金額が、第3四半期(7〜9月)に史上最大を記録した。
1人あたりのクレジットカード海外使用額も増加したが、外国人の1人あたりのクレジットカードの韓国での使用額は減り、旅行収支赤字幅は大きくなった。
8日、韓国銀行(韓銀)によると、第3四半期のクレジットカード(デビットカードを含む)海外使用額は、6億6900万ドルで、第2四半期(4〜6月)より16.1%、昨年第3四半期より27.7%増加し、史上最大を記録した。
9月末までの今年のクレジットカード海外使用額は、18億1300万ドルで、早くも昨年1年間の19億9000万ドルに近づいた。
海外でクレジットカードを使用した人の数は、121万5000人で、やはり史上最多を記録した。
このような増加傾向に対し、韓銀は、休暇シーズンと夏休みのため、海外旅行者数が増加したうえ、現金の代わりにクレジットカードで決済する人が増えたためだと説明した。
海外での1人あたりのクレジットカード使用金額は、551ドルで昨年以来最も多く、海外旅行客の支出が多くなっていることを示している。第3四半期中の海外旅行者数は203万人、経費は26億ドルだった。
同じ期間、外国人(非居住者)が韓国でクレジットカードを使用した金額は3億8000万ドル、99万人で、第2四半期よりそれぞれ8%と45.7%減少した。外国人1人あたりの国内クレジットカード使用金額は、384ドルで、やはり減少傾向を見せた。
韓国は、クレジットカード部門で、9月末までに7億ドル以上の赤字を出した。
林奎振 mhjh22@donga.com






