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ケニアのテロ、イスラエルは復しゅうの構え

ケニアのテロ、イスラエルは復しゅうの構え

Posted November. 29, 2002 23:18,   

28日に起きたケニアでの連続テロの主犯が、国際テロ組織アルカイダである可能性が高いとの報道が出ている中、イスラエルは強度の復しゅうに乗り出す構えで、中東と東アフリカ全域に緊張が高まっている。

28日午前、ケニア南東部のリゾート地、モンバサで、テロ犯が爆弾を積んだ四輪駆動車を運転して、イスラエル人所有のパラダイスホテルに突っ込んだ自爆テロを行い、イスラエル人3人を含む計15人が死亡、80人が負傷した。

ほぼ同じ時間に、別のテロ犯は、乗客261人と乗務員10人を乗せモンバサ空港から離陸した直後の、テルアビブ行きイスラエル・アルキア航空のボーイング757型機に向かって、ミサイル2発を発射した。ミサイルは機体を危うくそれた。

▲「アルカイダ」の仕業?〓CNNインターネット版によると、イスラエル軍のラジオ放送が29日報じたところによると、ケニア自爆テロ犯3人のうち、1人の名前がアブド・アハメド・アブドラ容疑者であり、この名前は米国連邦捜査局(FBI))がアルカイダのテロリストとして、最優先手配している人物と同じであると伝えている。

CNNは、もう一人の自爆テロ犯であるケニア出身のイスラム教徒のハエドも、アルカイダ・テロリストとして手配を受けている人物の名前と似ていると伝えた。2人は1998年、ナイロビ駐在の米大使館爆破事件で、起訴されていた。しかしFBIはこうした報道について論評しなかった。

これに先立ち、イスラエル駐在のケニア大使は28日、ケニア自爆テロが1998年、ナイロビ駐在米大使館爆破事件の背後とされたオサマ・ビンラディンのテロ組織の仕業だと主張した。しかし、米国務省の消息筋は、今回のテロがだれの仕業かについては、まだ結論が出ていないと話した。

▲イスラエルの復しゅう〓イスラエルの与党リクードの党首選で、ネタニヤフ外相(元首相)を押して、再選を果たした現職のシャロン首相は、29日「イスラエル人はテロに屈しない、市民の血を流したテロリストらを追跡する」と宣言した。

シャロン首相は当選の者会見で「リクード党は軍事力を2倍に増強する。今後4年間、突きつけられるすべての挑戦に立ち向かって国をリードする」と述べた。

党代表選挙が行われた28日にも、イスラエル北部のベイトシェアンにあるリクード党の党投票所近くのバス停留所で、パレスチナ人武装グループの銃撃と手投げ弾の投げ込みがあり、6人のイスラエル人が死亡した。

▲米国の対応〓感謝祭の休暇で、テキサスのクロフォード農場で過ごしているブッシュ米大統領は29日、声明を通じて「断固とした表現で、イスラエルとケニアを標的とするテロ攻撃を憎む。テロ勢力を根絶するため、世界中が力を合わせるべきだ」と呼びかけた。

米国は、ケニアでのテロ直後、ナイロビ駐在の米大使館のセキュリティー要員をモンバサ海岸に停泊している客船マルコポロー号に急きょ派遣した。米大使館関係者は、米国人観光客350人あまりを乗せているこの客船がテロにねらわれる可能性があると指摘した、と外信は伝えた。



朴來正 ecopark@donga.com