▲ボンド以上のキャラクターはない〓観客が007映画で期待する楽しさをボンドは失敗せずに提供してくれる。素敵なジェームス・ボンドが生死を行き来するような状況でも、ユーモアと風刺に満ちた数多くの表現はまさに驚くべきだ。
▲ボンドは続いて替わる〓ショーン・コネリーに次いで、ロジャー・ムアーなど5人のボンドを見てきたが、観客はそれなりに好きなボンドを抱いている。この映画のスターは俳優ではなく、ジェームス・ボンドそのものだ。
▲素敵な「ボンドガール」〓ボンドガールに対する批判にもかかわらず、007映画のボンドガールはずっと素敵に描かれてきた。制作者はジェームス・ボンドの上司である「M」の役柄にオックスフォード大学を出た演劇俳優のジュディ・デンチを起用、007映画に出てくる女性らが性的対象に描かれないように気を使うなど「素敵なボンドガール戦略」を維持してきた。
▲007ならではのトレードマーク〓テーマ音楽、前奏曲同様の初めのアクションシーン、ヌードモデルが登場する字幕などは007映画だけのトレードマークだ。
▲家族ビジネスの007映画〓数100万ドルを稼ぐ映画だが、007映画は依然として家族によって制作されている。アルバート・ブロッコリーが初めて制作した007映画は、2世を経て3世によって作られている。
▲若手の新人が作る〓家族が007映画を制作するということには変りないが、彼らは若手の作家や監督をうまく起用している。
▲007の創作者は天才だった〓1952年、初のボンド小説を書いたイアン・フレミングの天才性がボンド成功のカギだった。世代を経て映画の主人公となるキャラクターを作り出した作家は指折り数える程優れている。
金善宇 sublime@donga.com






