中国共産党の第16回全国代表大会は14日、中央委員会と中央規律検査委員会の委員を新たに選出し、江沢民総書記が提唱した「3つの代表」思想を明記した党規約改正案を採択し閉幕した。
これによって、最高指導部である政治局常務委員7人のうち、胡錦濤国家副主席を除いた、江総書記、朱鎔基首相、李鵬全国人民代表大会常務委員長、李瑞環人民政治協商会議主席、尉健行中央規律検査委員会書記、李嵐鋻副首相の6人が中央委員名簿からはずされ、これまでの第3世代指導部の退陣が決まった。
中国共産党は15日に開かれる第16期中央委員会第1回全体会議(1中全会)で胡錦濤副主席を総書記に選出するなど、次世代指導部を選出する。
現在の6人の政治局常務委員の退陣と、第4世代の胡副主席の浮上は、1989年の天安門事件後に政権を担当した20世紀後半期の指導者たちの完全な引退を意味する。
同日の会議では、中央委員198人と候補委員158人の計356人で新しい中央委員会が構成された。また、中央紀規律検査委員121人が新たに選出された。
新中央委員には、江総書記の腹心である曾慶紅政治局候補委員、賈慶林元北京市党書記、吳邦國副首相、黃菊元上海市党書記の全員が含まれた。彼らは、1中全会で政治局常務委員に選出されるとみられ、胡錦濤体制でも江総書記の影響力は当分維持される見通しだ。
大会は江総書記の「3つの代表」思想が盛り込まれた党章改正案を可決させたが、「3つの代表」に「江沢民」の名前は入らなかった。これは、江総書記が次世代指導部の人事では勝利したが、思想分野で毛沢東・頳小平と対等なレベルに立とうとした夢は、実現しなかったことを意味する。
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