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洪検事に逮捕状「過酷な取り調べを事実上指揮」

洪検事に逮捕状「過酷な取り調べを事実上指揮」

Posted November. 06, 2002 23:04,   

「ソウル地検殺人容疑者暴行致死事件」を捜査している最高検察庁の監察チームは6日、ソウル地検強力部の洪景嶺(ホン・ギョンリョン)検事と捜査官らが、事前に死亡したチョ・チョンフン容疑者を物理的な力で制圧した後、チョ容疑者が犯行を認めれば、供述書を作成することで、あらかじめ役割を分担していたことが分かったと、発表した。

監察調査の結果、洪検事は26日午前8〜8時半ごろ、同容疑者の健康状態が極度に悪化したとの報告を受けて、チョ容疑者をソウル地検11階にある特別調査室のベッドに寝かせたが、その後、午前11時40分ごろ、チョ容疑者が呼吸困難の症状を見せたのに、救急車を呼ぶまでの3時間以上にわたって何らの応急手当ても取らずにいたため、チョ容疑者が死亡したことが判明した。

また当初、チョ容疑者への暴行事実を否定し、先月26日午前6時半から正午まで同容疑者を寝かせたと発表した、ソウル地検の最初の報告内容も、虚偽の内容だったが分かり、捜査指揮部の虚偽報告に対する問責が予想される。

これによって監察チームは、洪検事に対し、容疑者に暴行を加え死亡させた疑いで身柄拘束した捜査官3人と同じ共同正犯と見なし、特定犯罪加重処罰法上の汚職暴行致死の容疑で、6日午前、事前の逮捕状を請求した。

洪検事はしかし、6日ソウル地方裁判所319号法廷で開かれた令状の実質審査で「検察職員らの容疑者への暴行行為と過酷な行為を知らなかった」と容疑事実を強く否認した。

監察チームは、洪検事が先月26日午前6〜7時ごろ、調査室に立ち寄ったが、チョ容疑者がひざを屈している状況を直接目撃していて、過酷な行為で健康状態が悪化したにもかかわらず適切な措置を取らなかったことを逮捕状に記した。

死亡したチョ容疑者は、25日午後9時から11時間にわたって夜通しの捜査を受けるとともに、随時暴行されて失神状態に達したことも明らかになった。チョ容疑者が死亡した直後「ひざだけ屈させていて、暴行はなかった」としていたソウル地検の報告内容についても、縮小隠ぺいされたとの疑惑が提起されている。

監察チームは、洪検事と身柄を拘束された捜査官3人のほかに、チョ容疑者と共犯関係にある、他の容疑者などへの暴行に加担したことが分かったソウル地検の他の捜査官1〜2人を召喚して取り調べた後、刑事処罰する方針だ。

監察チームは、早ければ8日ごろ、捜査結果を発表することにしており、法務部と検察は今週末ごろ、ソウル地検庁長など捜査指揮ラインに対する懲戒手続きを踏むことにしている。



丁偉用 吉鎭均 viyonz@donga.com leon@donga.com