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ソウル大の博士課程募集 また定員割れ

Posted October. 21, 2002 22:43,   

ソウル大学の博士課程が、昨年に続き、また定員割れとなった。これは、同大学が大学院の定員を増やしたこともあるが、「ソウル大学の博士」より海外で勉強した「留学派」を好む大学や企業が増えていることに大きな原因があるとされている。

ソウル大学は21日、来年度の博士課程前期を募集したところ、定員1124人に960人が応募、倍率は0.85倍となったと発表した。昨年は前期(0.90倍)と後期(0.77倍)を合わせて、0.89倍だった。修士課程は1.72倍となっている。

博士課程は、理学部が定員121人に志願者69人で0.57倍、文学部0.66倍、薬学部0.45倍、工学部0.81倍など18学部のうち、ほぼ半数が定員割れとなった。

特に、文学部は15学科のうち、言語学科と宗教学科を除く13学科が定員割れとなったほか、スペイン語学科と考古美術史学科の2学科は志願者が一人もいなかった。理学部は9学科のうち、物理学科を除いては定員と同じか、定員より少なかった。

ソウル大学の定員割れは、韓国の大学が「ソウル大学を卒業した博士」より「海外で勉強した博士」を重視してきたためとの指摘もある。

2000年末の時点で、ソウル大学の教授1438人のうち、最終学位を韓国で取得したのは553人で、3割弱にすぎないうえ、医学部と歯学部を除けば、220人しかいないことが分かった。

留学を準備中の理学部修士課程のユさん(25)は、「ソウル大学の博士号では、地方大学の教授になるのがせいぜいだ。理学部は、外国で勉強する場合、奨学金の支援を受けられることが多いため、ほかの学部に比べて留学しようとする人が多い」と話した。

大学院の急激な増員も、定員割れをもたらした原因とされている。92年2341人だった同大学の博士課程の定員は、2002年に2960人に増えている。ユ・ヨンジェ(劉永済)入学管理本部長は、「志願者は増えていないのに、研究を中心とする大学の育成という目標に合わせるため、大学院の定員を増員したのも定員割れの大きな原因だ」と指摘している。



buddy@donga.com