世界の半導体、D−RAM業界の構造再編が加速化しつつある。D−RAM部門を中止したり、規模を減らさなければならないメーカーが急増しているのだ。
4日、ドイツのインフィニオンと台湾のプロモスとの提携が消滅されることになり、これによってプロモスのD−RAM生産の日程が狂うようになった。これより前の2001年以降、東芝、バンガード、富士通、三菱電機などがD−RAM事業を中止している。
三星(サムスン)電子を除いては、ほぼすべてのD−RAMメーカーが限界状況を目の前にしているからだ。逆説的に言うと、これは、三星電子の株価を支える「朗報」になりそうだ。
▲構造再編が加速化〓当初D−RAM業界の構造再編は、2003年上半期に入って明確になり、これによって、下半期からはD−RAM市場が回復するものとみられていた。しかし構造再編が加速化し、D−RAM業界の回復時期が来年上半期に繰り上げられるものとみられる。
米ウォールストリートジャーナルは4日(現地時間)、インフィニオンと台湾のプロモスとの提携関係が終了し、メモリー半導体の供給日程が狂うだろうとの見方を示した。契約の破棄で、プロモスはメモリー半導体の生産量が半分に減るものとみられるうえ、流動性の危機まで迎えていることから、撤退につながる可能性も提起されている。
10月に入り、すでに三菱電機がD−RAM部門をエルピーダメモリに売却し、事業をあきらめた。インフィニオンの契約破棄と三菱電機の事業放棄は、D−RAM業界を構造再編の最中に導いている。
▲恩恵を受けるのは三星電子〓大宇(デウ)証券のチョン・チャンウォン研究員は「同部門を放棄した会社のD−RAM事業の規模が、すべて三星電子の分になるはずだ。2004年以降は、三星電子の世界のD−RAMシェアが40%を上回るだろう」との見方を示した。
世宗(セジョン)証券のチェ・シウォン研究員は「当面、プロモスと三菱電機のシェア7%が三星電子のものになり得る」と話した。
第3、第4四半期に入り、三星電子と後発会社との間の製造コストの差は40%台にまで広がった。来年、300ミリ半導体の生産ラインが増設され、ナノ技術が導入されれば、三星電子とその他の会社との製造コストの格差は50%台に達するようになるだろうとの見方が出ている。
▲パソコン市場の回復も長期的には三星電子に有利〓UBSウォーバーグ証券のアジア太平洋地域技術株担当の投資戦略家であるディボ氏は7日、今年、世界のパソコン(PC)需要は前年比1%減になるはずだが、来年には8%増になるだろうとの見通しを示した。世界のパソコン需要は、個人(または家計)が25%、企業と政府部門が75%を占めているが、企業部門の需要が来年下半期に回復するという。
ディボ氏は「韓国のIT(情報技術)企業が、D−RAMをはじめディスプレー端末機などで競争力を備えていて、他の国の同種メーカーより良い成績をあげている」と述べた。しかし、依然として景気による収益の変化が激しく、中国の安価政策によって業績が大きく揺れ得るとの点は、克服すべき課題として指摘された。
李恩雨 李那姸 libra@donga.com larosa@donga.com






