ブッシュ米大統領の特使として朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪問(3〜5日)したケリー米国務次官補(東アジア太平洋担当)は、5日午後ソウル世宗路(セジョンロ)の政府中央庁舎で、「北朝鮮の核とミサイルの開発・輸出、通常戦力の脅威、人権じゅうりんや人道上の問題が、米国の憂慮事項であると伝えた」と米朝対話の結果を発表した。
ケリー特使はさらに「北朝鮮が憂慮の解消へ包括的な努力をすれば、米朝関係は改善されうると北朝鮮側に伝えた」と明らかにした。
ケリー特使は、こんどの訪朝で、北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、外務省の姜錫柱(カン・ソクチュ)第1外務次官と金桂寛(キム・ケグァン)外務次官に会うなど、4回にわたって会談を開いたが、「次回の会談について合意したものはなく、ただ対話を通じて憂慮を解消するという立場を北朝鮮側に伝えた」と述べた。
政府当局者は6日、公式論評はせず「長い間持ち望んでいた米朝対話が初めて開かれ、これを通じて両者が率直に意見を交換をしたことを幸いに思う」と語った。
一方、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)放送は同日「米政権が北朝鮮への敵対政策を放棄する準備ができているなら、米国の安保上の憂慮を解消するため、対話に応じる用意がある。米朝対話へのわれわれの立場には変わりがない」と報じた。
金影植 成東基 spear@donga.com esprit@donga.com






