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IT機器は今コンバーチブルブーム

Posted September. 27, 2002 22:20,   

「液晶画面をひるがえすと使い道が広がる」

情報機器製造メーカーでコンバーチブルブームが巻き起こっている。一部のデジタルカメラ製品にだけ使われていた「コンバーチブル液晶画面」技術が最近、個人携帯端末機(PDA)、ノート型パソコン、携帯電話機など、情報機器全般に広がっている。

コンバーチブル液晶画面は、家電と情報機器に付けてある液晶画面を表向きに180度以上回せるようになっている。当初、デジタルカメラで視野が確保されないところや、自分を直接撮れるようにするために考案されたが、超薄膜トランジスター液晶表示装置(TFT−LCD)の活用が大幅に増えたことから、さまざまな情報機器へ裾野を広げている。

三星(サムスン)電子は、最近、液晶画面のフォルダーを180度回転してひるがえすことができるフォルダー回転型の携帯端末機(モデル名:SCH−X780)を発売した。内臓されている高画質カメラと端末機のフォルダーをそれぞれ、最大180度まで回転させることができるため、どの方向からでも液晶画面で被写体を見ながら撮影できるカメラホンだ。

これに先立って、LG電子は液晶画面を回転できる第3世代符号分割多重接続(CDMA)方式のカメラホン(モデル名:LG−KH5000)を売り出し、コンバーチブル液晶画面をめぐる競争に火をつけた。この製品は、液晶画面を270度まで回転できることから、内臓されているカメラで好きな角度から写真を撮って伝送できる。無線インターネットを長時間利用する際は、フォルダーを開かなくても、液晶画面だけを表に出して使えるため便利だ。

PDA用のコンバーチブル液晶画面は、ソニーが一番先に市場に出した。PDA「クリエ」に超スリムコンバーチブル液晶画面を付けて、普段はPDAのふたとして使い、必要な場合は液晶画面を表に出して使えるようにしたもの。

このほかノート型パソコン業界では、台湾のエイサーと韓国富士通がコンバーチブル液晶画面を組み込んだ「トラベルメートタブレットPC」と「スタイリスティック4000」をそれぞれ発売した。両社の製品は、ノート型パソコンと変わらないが、液晶画面を上に伏せると、タッチスクリーン方式のウェブパッドにも活用できるマルチ機能タブレットPCに衣替えする。

三星電子商品企画チームの金ジョンイン氏は、「コンバーチブル液晶画面は、制作技術上の困難さから、主に高価な高性能製品に使われていて、『名品の象徴』のようにみなされる。一般的な液晶画面に比べて、形が良くて、使い方も簡単なため、家電と情報機器でこれを応用した製品がさらに増えるだろう」と述べた。



金泰韓 freewill@donga.com