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韓国の株価、世界的な株安で大揺れ

Posted September. 25, 2002 23:19,   

米国から始まった世界的な株価暴落の影響で、韓国の株価が取りとめもなく下落している。

最近本格化した外国人の売りに影響され、連日ウォン安が進み、米国とイラクとの戦争ぼっ発に対する懸念で国際石油価格も持続的に値上がりの傾向を示し、韓国経済が外部要因によって大きく揺れる姿を見せている。

前日、年初来最安値を更新した総合株価指数は、25日も再び14.32ポイント(2.13%)下げ、昨年12月26日(653.87)以降の最安値の657.96で引けた。コスダック指数も1.62ポイント(3.21%)低い48.79だった。

国内株がこれと言った反騰の気配がなく連日、年初来安値を更新している背景には、米国の株安が影響したものと分析される。

24日(現地時間)、米国の株価は相次いで鳴っている企業実績悪化に対する警報と、対イラク軍事作戦が経済に及ぼす悪影響への憂慮で、無気力に続落している。

ダウ工業平均株価は189.02ポイント(2.40%)下落して7683.13となり4年ぶりの最安値となった。ナスダック指数とスタンダード&プアーズ(S&P)500指数も、それぞれ0.23%、1.72%が下がった。

米連邦公開市場委員会(FOMC)が同日、金利を現在の水準で維持することを決定し「現在、米国経済に不確定さが拡大されている」と論評したのも、投資心理をい縮させた。

ウォール街では、第3四半期(7〜9月)の企業実績が発表される来月中旬までには、今のような下落基調が続くものとみている。

米国の株安で東京株式市場の日経平均株価が1.68%下がったのをはじめ、アジアと欧州の主要国も株安を余儀なくされた。

ウォンの対ドルレートは円の一時的な強気にもかかわらず、最近本格化している外国人の売りに続くドル送金が増えてから、前日より1.8ウォン多い1225.5ウォンで取り引きを終えた。

国際原油価格も、対イラク戦争の可能性が高まっていることを受け、24日(現時時間)、中東産ドバイ油が22ヵ月ぶりの最高値27.64ドルまで上がり、西部テキサス産重質原油(WTI)も0.03ドルが上昇して30.66ドルとなった。



李𨩱容  lcy@donga.com konihong@donga.com