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[社説]鄭夢準候補がすべきこと

Posted September. 17, 2002 23:16,   

無所属の鄭夢準議員の大統領選出馬の公式宣言を見て、10年前の鄭議員の父である故鄭周永(チョン・ジュヨン)現代(ヒョンデ)グループ名誉会長の大統領選への挑戦が思い出された。政治改革などの鄭議員の出馬の政治スローガンが、父親から引き継いでいるからというだけではない。「父親の失敗」を繰り返さないためにも、鄭議員が国民の審判を受ける前に必ずすべきことが、頭をよぎったからである。

第一に、勢力基盤を整えなければならない。鄭議員の会見場に姿を現わした国会議員がほとんどいなかったというが、いくら優れた人物でも国政を一人で運営することはできない。鄭議員陣営は、来月中に院内交渉団体を作れるほどの勢力を集めて新党を結成するというが、手順が逆である。まずそうしてから出馬宣言するのが望ましかった。個人的な人気や気紛れな「風」に依存して、政権を獲得しようという考えは危険である。大統領選は大統領だけではなく、一時代を担う「政権勢力」を選ぶためである。

第二に、現代と完全に手を切らなければならない。鄭議員は、所有株式を信託して、株主としての権限を行使しないと述べたが、その程度では「目隠し」の疑惑はぬぐえない。鄭会長も株式所有権放棄を宣言したが、現代の役員社員の選挙運動への動員はもとより、現代の秘密資金の選挙資金への流用まで問題となり、大きな試練を経験した。またこのために経済にも影響を与えることになった。鄭議員がきれいに所有株式を処分して持ち株を放棄しなければ、彼の政経分離の意志を信じる者はいないだろう。

第三に、政治的立場を明らかにしなければならない。鄭議員のこれまでの政治の歩みは目まぐるしかった。彼が推進している新党のアイデンティティもあいまいだ。あちこちに手を出してはいるが、彼らを一つにまとめることができるイデオロギーもメッセージも明らかではない。あるとしたら「反李会昌(イ・フェチャン)、非盧武鉉(ノ・ムヒョン)」という政治ゲーム論理程度だが、それではこの時代が求めるリーダーシップにはなれない。