米国の同時多発テロから1周年を翌日に控えた10日、米国行き飛行機の予約率が「大きく」落ち込んだことが明らかになった。
大韓航空、ノースウェスト航空など内外の航空各社によると、同時多発テロから1周年を迎える11日、ニューヨークなど米国行き飛行機の予約率が、例年や通常時に比べて10〜50%も下がったという。
しかし11日以降の米州路線の予約率は、70%前後と、通常の水準を回復している。
大韓航空の場合、11日午前11時発ニューヨーク行きの予約率は60%と、昨年同日の90%に比べ30%も落ち込んだ。予約率の減少は、とりわけ同時多発テロの犠牲国だった米国の航空会社で著しく見られた。
ノースウェスト航空は、9月に入り、米州路線が留学生乗客の増加に助けられ、80〜90%の搭乗率を見せたものの、11日の予約率は40%に過ぎず、ユナイテッド航空も48%に下がった。
航空会社の関係者は「米国行きの飛行機に乗る旅行客が、できることならこの日だけは避けたい、という気持ちが反映されたようだ」と口をそろえた。
一方11日、米国内の飛行機予約率も、例年の同じ時期に比べ激減したことが分かった。
李浩甲 gdt@donga.com






