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国立劇場で、若手による二つの実験演劇 

Posted September. 02, 2002 22:24,   

「実験と創造」を追い求める若手劇団による芝居が披露される。

国立劇場と「ソウルプリンジネットワーク2002」は5〜29日まで、ソウル国立劇場のビョルオルム劇場で「優秀創作実験劇の招請公演」の幕を開ける。

昨年に続いて2回目のこの行事は、一味違った演劇言語を追及する2本の芝居を紹介する。「アンティ・オイディプス」(5〜15日)、「バラエティー」(19〜29日)は、それぞれ釜山(ブサン)と京畿道(キョンギド)をベースに活動している劇団の作品。ソウルではなかなか目にできない、地方劇団のパフォーマンスが観られる機会ということから、注目にあたいする。

劇団ギャラリーシアターが制作した「アンティ・オイディプス」は、絵画と演劇の融合に挑む。劇場の内部を漢紙で覆い、天上には手や足の模型をぶら下げるなど、劇場そのものが設置美術の作品のような雰囲気を醸し出している。父と息子で構成されるある家庭を通じて、既成の世代に反抗しながらも、順応せざるを得ない若者が遭遇する社会との不和と対立が主な内容。美術的な要素が強いだけに、現役の美術作家が舞台装置を担当した。舞台の上で役者たちが織り成す絵画も鑑賞できる。ユ・ソンジュ、チョ・チャンジュ、文(ムン)ソンエほか出演。

演出家のホ・ハンボム氏は「絵画的なものと劇的なものの衝突を通して、観客が美術と演劇の間を往来する経験ができる舞台に仕上げる計画」と語った。

劇団モム(身体)による「バラエティー」は、歩いたり、走ったり、食べたり、寝たりといった人間の行動を、タルチュム(仮面踊り)やマダンノリなど、伝統的なしぐさで表現している。台詞を擬声語で処理したり、身体で表現するユニークなパフォーマンス劇。

家族の構成員たちが日常の中で経験するさまざまな事件を、プンムルペ(伝統楽器による演奏集団)の演奏とデドングッ(村の安寧と豊漁を願う祭祀)などを通して騒々しく描いている。劇の導入部では、17分ものの短編映画「踊る一日」も上映される。金ヨンハン、金ミヤン、朴ジンテク、チョン・グジンほか出演。

演出を担当した朴ホンジン氏は「現代社会での家族間の疎外とコミュニケーションの不在を隠喩した作品だ。世界進出の可能性を探るため、今回の舞台では、韓国の伝統芸能と西欧のマイムなどを繋げた」と語った。

平日午後7時半、土曜日午後4時、7時、日曜日午後4時(月曜休み)。8000〜1万2000ウォン。02−747−4555、02−325−8150.



黃泰勳 beetlez@donga.com