「第2のCDMA(符号分割多重アクセス)の神話を狙う」
イスラエルの源泉技術と韓国メーカーの商用化製品化技術を結びつけて世界市場を開拓しようという試みが、相次いで行われている。業界は、米クォルコム社の源泉技術を商用化し市場で主導権を握った、符号分割多重アクセス(CDMA)技術のような成果を期待している。
2日、産業資源部(産資部)と「韓国—イスラエル産業研究開発財団」によると、両国政府の支援のもと、こうした協力事業が進められており、さらに増えるという。
無人の運転免許試験システムなどを開発したネオテレコムは、イスラエル・ロケーションネット社と合弁し「統合型知能型の車両モニタリングシステム」を開発することを決めた。このシステムは、位置追跡による盗難防止と道路交通情報などをリアルタイムで提供するナビゲーション、車両の状態を診断し運転手に知らせてくれる機能——などを統合したもの。
ネオテレコムの姜先武(カン・ソンム)常務は「車と無線通信を結びつけるのは部分的に実現しているが、ロケーションネットの源泉技術は独自のもので、韓国内だけでなく海外市場への進出も活発になるだろう。車を無線インターネットの範ちゅうに引き込む契機になるはずだ」と述べた。
衛星放送受信向けのセットトップボックスなどを生産してきた(株)AP衛星放送は、イスラエルのランコムと「地上派デジタル放送向けの双方向セットトップボックス」を開発することを決めた。ランコムが持っている「双方向用のチップ」を内蔵した次世代セットトップボックスを開発し、早ければ2004年から欧州とインドなどに販売する計画。
AP衛星放送の趙英行(チョ・ヨンヘン)常務は「地上波放送が徐々にデジタル化しつつあり、市場は広い」と話した。
韓国内初めてのパソコンを使用したハングル・スキャンシステムを開発した(株)韓国認識技術は、イスラエルのウィズコムと、携帯電話を利用し文書を読み取る装置を開発する予定だ。他の分野とは異なって、(株)韓国認識技術が文字認識のソフトウェアを提供し、ウィズコムが装置を製造する。今後、ハングルはもちろん、世界各国の言語を認識し読み取る装置を作る計画だ。
産資部の李秉鎬(イ・ビョンホ)産業技術局長は「韓国メーカーの商用化技術とイスラエル、ロシアなどの源泉技術を連結すれば、大きなシナジー(相乗)効果を上げられる」とし、今後こうした分野での支援を拡大する考えを示した。
具滋龍 bonhong@donga.com






