
「外見至上主義」の広がりで行過ぎた美容成形手術による大きな副作用が報告される中、SBSの「それが知りたい」(毎土曜、午後10時50分)では24日、「美容成形を勧める社会」とのタイトルで美容成形中毒の弊害を取り上げる。
大邱(テグ)で民宿を運営する柳氏(51、女性)は「インフルエンザで注射を打ってもらうのは恐いけど、成形手術の骨を削る音を聞いて快感を感じる」と話す。
目、鼻、口、皺取り、脂肪吸入など8度にわたって手術を受けた柳氏は、周りから「奇麗になったね」といわれるのが嬉しく、手術が楽しいという。高額の手術費がなく、違法手術を受けたこともあるという柳氏は、1年間脂肪吸入の副作用に悩まされたが、またもや目元の脂肪を取るために病院に向かう。
柳氏はまだ深刻な副作用は経験しなかったが、制作グループは美容成形と関連した医療事故が他の分野よりも深刻になっていると説明する。角張った顎がコンプレックスだったという会社員の金氏(29、女性)は、去年12月に顎を縮小する手術途中で過多出血を起こし、脳死状態になってしまった。
しかし、美容成形の副作用はあまり知られていない。それは美容成形手術を受ける人たちの多くは周りに知られるのを渋るからだ。ある主婦は鼻成形に失敗し、7回も再手術を受けたが、夫には内緒にしている。
この番組はさらに、200あまりの美容成形外科が集まっているソウル江南(カンナム)一帯に新登場したいわゆる「成形客引き族」の問題点も取り上げる。彼らは美容室やサウナ、スナックを巡回して美容成形を勧め、その代価として手数料を取る。中でも収入が一番多いのはスナックのマダムという。彼らは働く女性に成形手術を勧めるだけでなく、手術費を貸すこともある。
金秀卿 skkim@donga.com






