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過熱気味のマンション再建築地区、資金出所など調査へ

過熱気味のマンション再建築地区、資金出所など調査へ

Posted August. 04, 2002 22:43,   

政府と与党民主党は、最近、急騰の動きを見せているソウル江南(カンナム)の再建築マンションの価格を抑えるため、厳しく取り締まることにした。

建設交通部とソウル市は、4日、「蠶室(チャムシル)、鋻潭(チョンダム)〜道谷(トゴク)、岩寺(アムサ)〜明逸(ミョンイル)、盤浦(バンポ)、禾谷(ホァゴク)の5地区の低密度マンション団地を再建築することにした後、 江南一帯を中心に無理に再建築を進める事例が相次ぎ、住宅価格の上昇をあおいでいる」とし、悪徳な組合や施工会社を制裁する内容などを盛り込んだ「再建築アパート市場安定対策」をまとめたと発表した。

民主党も「投機の過熱気味が懸念される地域では、資金の出所を調べるような強力な措置をとる方策を検討中」だとし、「これから1週間、住宅価格の推移を見守りながら措置を取るかどうかを決める」と述べた。

対策によると、関連法律や行政手続きなどを考慮すれば不可能な事業を可能なように見せかけ、再建築と住宅価格をつり上げている再建築組合や施工会社に対しては、公正取引委員会に誇張広告の疑いで通報する一方、国税庁にも知らせ、不利益を与える方針だ。

また、再建築事業認可に先立って行われる地区単位計画の区域指定や認可の際に、事業日程を考慮して認可の物件を最小限にするようソウル市の管轄区役所に指示した。

これとともに、住民や投資家が間違った情報に騙されないように、再建築関連の手続きや実態などをソウル市のホームページや地域新聞などに掲載するなど、積極的に広報することにした。

建設交通部の李春熙(イ・チュンヒ)住宅都市局長は、「江南のあるマンションは、マンションの保存状態や地区単位計画立案の手続きやソウル市の許容容積率などを考えると、再建築の見込みがないのに、最近、組合が再建築の施工会社を選定すると一ヵ月で1億ウォンぐらい価格が急騰した」とし、「このような事態を防ぐために全力を傾けることにした」と話した。



徐永娥 黃在成 sya@donga.com jsonhng@donga.com