ウクライナ西部リボフ郊外の航空ショーで27日、スホイ(SU)27戦闘機1機が低飛行の途中、観客席に墜落。少なくとも83人が死亡し、116人がケガをしたと、ロシア国営イタルタス通信が配信した。負傷者の大部分が重症で、死者はさらに増える見通しだという。
事故機は、高度の技術を要する低高度でのアクロバット飛行をしていたが、途中、数千人の観客席の中に墜落した。目撃者たちの話では、事故機が地上をするように飛行していたが、滑走路近くの樹木と滑走路にいたほかの飛行機の翼にぶつかり、観客席に突進して爆発し、巨大な火炎に包まれたという。
消防隊が出動して10分後には火炎は消火できたが、現場には数十の遺体が散らばり、待避しようとする観客で修羅場と化した。2人の操縦士は落下傘で緊急脱出した。ウクライナ軍当局は、エンジンの欠陥を事故原因とみている。SU27戦闘機は、二つの垂直尾翼と2つのエンジンを装着した旧ソ連製の戦闘機で、1981年から空軍に配置された。
黒海のクリム半島で休暇を送っていたクチマ大統領は、急きょ事故現場に出向き、ストレルニコフ空軍司令官を解任し、航空ショーを全面禁止させた。
金起顯 kimkihy@donga.com






