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総合株価、33ポイント急落

Posted July. 22, 2002 22:15,   

米国の株価急落とドル安が急激に進んだことを受け、韓国株価も急落しウォン高が進んでいる。

市中金利も下落し債券価格が上昇するなど、金融市場が米株式市場の影響で揺らいでいる。

22日の総合株価指数は、前週末比33.72ポイント(4.47%)安の720.90で取り引きを終えた。コスダック綜合指数も3.86ポイント(6.11%)安の59.28で取り引きを終え、60ポイントの大台割れになった。

政府は「中長期の証券市場対策」をとりまとめたが、株価下落を防ぐには力不足だった。

ウォンとドルの為替レートは、先週末比1ドル5.0ウォン安の1165.6ウォンで取り引きを終えた。これは今年最高値だった4月12日の1332.0ウォンに比べて、13%ほどウォン高になっており、2000年11月以来20ヵ月ぶりの最高値になった。

株価の下落で、市中の資金が債券に集中し、3年満期の国庫債の収益率は0.25ポイント安の年5.45%で取り引きを終えた。3年満期会社債の流通収益率も、これにともなって下落し債券価格は上昇した。

22日、外国人投資家の売り越し額は503億ウォンで、5日連続の売り越しの動きを続けた。コスダック市場でも、売り越し額が15億ウォンに上り、株価下落の要因として働いた。しかし、コスピ200先物は3112契約、1422億ウォン分を買い越して、対照的な格好になった。



金相哲 洪贊善 sckim007@donga.com hcs@donga.com