ニューヨーク証券市場の下落にもかかわらず、株価が大幅に上昇し、総合株価は20日ぶりに800ポイント台を回復した。外国人投資家が6547件にのぼるコスピー200先物を買い越し、先物価格が上昇、プログラム差益買い受けが3062億ウォン分も出てきたからだ。
9日、総合株価指数は前日比18.64ポイント(1.38%)高の801.99ポイントで取り引きを終えた。これは、6月18日(809.40)以来の800ポイント台回復となったもの。取引高は14億8046株で史上最高となった。
米製薬会社マーク社の粉飾会計の余波で、外国人投資家が338億ウォン分を売り越したが、機関投資家が積極的なプログラム買いに出て2310億ウォン分を買い越し株価の上昇を誘導した。ウォン—ドルの為替レートが1ドル1180ウォン台になったことを受けて、韓国電力(5.52%)、韓進(ハンジン)海運(11.07%)、大韓航空(6.74%)など外貨負債の多い企業の株価が大幅に上昇した。
コスダックの総合指数も、1.62ポイント(2.48%)上昇の66.91で取り引きを終えた。8日連続して上昇、10.28ポイント(18.2%)も上がり20日移動平均線(65.48)を突破した。
一方、集計によると、顧客預託金(8日基準)は、前日比2947億ウォンも増加し9兆7727億ウォンだった。
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