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内閣改造、週末か週明け 金大統領熟考中

Posted July. 08, 2002 21:43,   

金大中(キム・デジュン)大統領は、今週末か週明けにも内閣改造を行なう模様。

大統領府の関係者は8日「金大統領は、まだ内閣改造の最終的な決心がついておらず、沈思黙考中であるため、内閣改造にはまだ多少時間がかかりそうだ。今週末か週明けには、その輪郭が明らかになるだろう」と述べた。

また大統領府のある関係者は「金大統領の決心が遅れているのは、より大きな枠で内閣改造の構想を考えているためだ」とし、当初の予想と違って、内閣改造の幅が拡大する可能性を示唆した。

一部には李漢東(イ・ハンドン)首相の交代説も流れている。しかし、金大統領は9日に閣議を開き、李首相の週例報告を受ける予定であるため、この席で李首相の進退を含め、内閣改造に関する全般的な意見が交わされるものとみられる。

6月29日に西海(ソヘ)で起きた砲撃戦で、政界から引責論が提起されている金東信(キム・ドンシン)国防部長官や選挙関連省の宋正鎬(ソン・ジョンホ)法務部長官、李根植(イ・グンシク)行政自治部長官などが、更迭の対象として検討されている。

このほか、梁承澤(ヤン・スンテク)情報通信部長官をはじめとする一部の経済関係長官も、更迭が検討されている。

金大統領は8日午前、南宮鎭(ナムグン・ジン)文化観光部長官が、8月8日投票の京畿道光明(キョンギド・クァンミョン)市の国会議員補欠選挙に出馬するために提出した辞職願いを受理した。南宮長官の後任も、今週末または週明けに行われる内閣改造で発表される予定。



klimt@donga.com