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米国務省、特使派遣は北朝鮮の返信を見守って決定

米国務省、特使派遣は北朝鮮の返信を見守って決定

Posted July. 02, 2002 22:16,   

米国務省は、来週に予定されているケリー国務次官補(東アジア太平洋担当)の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)訪問は、米国の特使派遣提案に対する北朝鮮の返信を見守った上で、西海(ソヘ)での銃撃戦など、最近の状況を考慮して決める考えであることを、1日、明らかにした。

パウエル国務長官はAFP通信との会見で「週末に事件(西海砲撃戦)が発生したので、我々は先週にくだした決定(特使派遣)を、事件と照合して見直すだろう」と述べた。

パウエル長官は、また西海での砲撃戦については、北朝鮮の「意図的な挑発」だと非難し、「われわれは時間をかけて、韓国政府の関係者たちと一緒に、どう対応するかを分析するつもりだ」と明らかにした。

しかし、「われわれは西海での砲撃戦以降の状況を点検しているが、北朝鮮に特使を派遣するとした米国の提案が、まだ有効なのかどうかについては言及を避けたい」と述べるに止まり、砲撃戦で米朝関係の雪解けへの希望が消えたと結論づけるのは時期尚早だという立場を示したと、AFPは伝えた。

米国は、先月27日、ニューヨークの北朝鮮国連代表を通じて、ケリー次官補が来週、北朝鮮を訪問する方法を提案した。



eligius@donga.com