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ブラジルが通算5度目の優勝 2002韓日W杯が盛況裡に閉幕

ブラジルが通算5度目の優勝 2002韓日W杯が盛況裡に閉幕

Posted July. 01, 2002 08:52,   

「サッカー王国」ブラジルが2002韓日ワールドカップ(W杯)大会のフィナーレを華やかに飾りながら、W杯通算5度優勝という金字塔を打ち立てた。

ブラジルは30日、横浜W杯競技場で行われたドイツとの決勝戦で、「新サッカー皇帝」ロナウド(26・伊インテルミラン)が後半22分と34分、連続ゴールを決める大活躍を見せ、2−0で勝利し、21世紀初のW杯で輝くトロフィーを抱いた。

これでブラジルは1958年、1962年、1970年、1994年に続き、W杯史上初の5度優勝という偉業を成し遂げた。これまでの歴代W杯で、ドイツ、イタリアが3度優勝し、ブラジルの後に続いていたが、今回の優勝でブラジルは名実ともに世界最高のサッカー強国としての面目を堅く守ることになった。

この日、連続で2ゴールを奪い勝利をけん引したロナウドは、計8得点で今大会の得点王(ゴールデンシュー)に輝き、世界サッカーの「皇帝」の座に上り詰めた。ロナウドは、 また78年のアルゼンチン大会以降、6大会も続いた得点王の「6得点ジンクス」を破った。

ブラジルが優勝したことで、これまでの16回のW杯で米州国家と欧州国家が、それぞれ8度ずつ両分してきた均衡も、米州国家が9度でリードする形となった。

ブラジルは、W杯舞台では初めてドイツと対戦した。前半は、なかなか相手のゴールを開けることができなかった。後半に入って、ロナウドと「左足の達人」リバウドを前面に押し出して攻撃の主導権を握ったブラジルは、ロナウドが連続ゴールをさく裂させて優勝トロフィーを手にした。

一方、「完璧に近い成功」という評価を受けて盛況裡に終わった2002韓日W杯では、共同開催国の韓国と日本が、それぞれ4強と16強に勝ち進み、大会を成功に導くとともに史上最高の成績という二つの目標達成を成し遂げた。

地球村のサッカーファンたちは、2002年韓日W杯の美しい思い出を胸に納めたまま、2006年のドイツ大会でまた会うことを約束した。