「真の祭りの場に昇華させ、有終の美を…」
トルコとのW杯3位決定戦が行われた29日、突然の「砲撃戦」ニュースにもかかわらず、全国はいつもと変わりなく赤い歓声で覆われた。
市民たちは「勝敗に対する執着よりは、世界人の和合と祝祭のための場に昇華させ、W杯大会の終わりを成功に導こう」と誓った。
この日、全国ではイタリア戦やスペイン戦の時よりは少なかったものの、総勢430万人の市民たちが街頭応援に駆けつけたが、これまでとは違って、相手チームのトルコを応援する市民たちも至る所で目立った。
光化門(クァンファムン)と市庁前などに集まり街頭応援で熱狂した170万人の市民たちは、韓国チームの最後の試合を少し物足りない思いをにじませながら見届けた。
市庁前に駆けつけた会社員のケ・ミョングクさん(28・ソウル銅雀区上道洞)は、「今回が最後の試合だと思うと物足りない気持ちがする。最後まで応援する姿を見たくて来た」と話した。
ケさんは「これまで最善を尽くしてくれた選手たちに本当に感謝している。今回のW杯は、歴代W杯でももっとも素晴らしいW杯だったと思う」とも語った。
インターネット同好会「トルコを応援する人たちの会」のメンバー200人余りも、市庁前で両国国旗を振りながら熱っぽく応援した。
同会のチョ・ユジンさん(26・女)は、「韓国とトルコは、古い友邦だ。今日の試合が勝敗よりは友情を深める契機になってほしい」と話した。
祭りムードは、全国どこも一緒だった。W杯4強神話の現場、光州(クァンジュ)では、韓国チームを応援するため20万人余りの市民が街頭を埋め尽くした。
午後3時半から交通を規制した錦南路(クムナムロ)と全羅南道(チョルラナムド)庁前広場には、10万の人波が作られ、「オ〜必勝コリア」を叫びながら応援ムードを盛り上げた。光州W杯競技場に集まった4万人余りの市民たちも、太極旗(テグッキ)を振るいながら韓国チームの善戦を祈願した。
釜山(プサン)では、「W杯初勝利」を収めた釜山アジア大会メインスタジアムなどで30万人余りが街頭応援に駆けつけた。釜山市は、試合が終わった後、市民たちの声援に応え、4強進出を祝うため、海雲台(ヘウンデ)ビーチや冬栢(トンベク)島沖など5ヵ所で華やかな花火を打ち上げた。
京畿道(キョンギド)でも、水原(スウォン)をはじめ大部分の都市で、全部で60万人余りの市民たちが街に出て熱狂的な応援を繰り広げた。江原道(カンウォンド)でも10万人余りの市民たちが街頭応援を行った。
会社員の金イルファンさん(34・春川市ソクサ洞)は、「太極戦士たちの最後の試合だけに、家族全員で応援に出かけた。素晴らしいプレーを見せてくれて国民に希望を与えてくれた選手たちに感謝の気持ちでいっぱい」と感慨深げに語った。
sys1201@donga.com






