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素晴らしい!車ドゥリ 第2の車ブーム ドイツからも誘い

素晴らしい!車ドゥリ 第2の車ブーム ドイツからも誘い

Posted June. 21, 2002 23:01,   

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今月4日行われたサッカーのワールドカップ、韓国対ポーランド戦。試合終了2分を残して車(チャ)ドゥリ選手が登場したら、MBCの車範根(チャ・ボムグン、49)解説委員は「車選手の投入は時間を稼ぐための作戦だ」と厳しく解説していた。その時まで車委員は息子のことを「ライオンの子ども」に過ぎないと思っていたのだ。

しかし、18日韓国がイタリアを下し、ベスト8入りが決まった瞬間、車委員も興奮した。代表選手がグラウンドを走り回っているところを、アナウンサーが「ベスト8入りの主役たち」と紹介すると、車委員が「僕の息子もいるよ」とひとこと加えたもの。それまで今一だった息子の成長を事実上認めた発言だった。

翌日、各家庭とサラリーマンの間で、車ドゥリのオーバーヘッドキックの話で盛り上がったほど、イタリア戦は「車ドゥリブーム」を巻き起こすに十分な起爆剤となった。

これまで代表チームの訓練キャップの周辺に駆けつけるサポーターがもっとも熱狂する選手は安貞桓(アン・ジョンファン)だった。しかし、イタリア戦以後、車ドゥリに全ての関心が移ってしまったとも言えるほど、彼の一挙手一投足がサポーターの嘆声をかもし出している。

車ドゥリのホームページ(www.chaboom.wo.to)もイタリア戦以後、2日で数十件のメッセージが書き込まれており、アクセス数が爆発的に増えた。

イタリア戦以後、海外有数のマスコミとクラブチームの彼への関心も高まるばかり。特に父親の車範根が活躍していたドイツ、ブンデスリーガーのバイエル・レバクゼンの足取りが早くなっている。

サッカー専門サイトのデイリーサッカードットコム(www.dailysoccer.com)は21日、レバクゼンが車ドゥリを迎え入れたいとの考えを公式に発表したと報じた。レバクゼンのライナー団長が公式のウェブサイトを通じて、「私たちが車ドゥリに一つの条件を示し、もし彼がその条件に同意すれば、私たちは彼をブンデスリーガーに迎え入れ、必ず必要なプレーの経験を積めるようにする」と明らかにしたということ。

車ドゥリに海外から公式に入団の声が掛けられたのは今回が初めてである。



金尙浩 hyangsan@donga.com