Go to contents

イスラエル、停戦4日でレバノン空爆

Posted April. 22, 2026 08:52,   

Updated April. 22, 2026 08:52


イスラエルは20日(現地時間)、レバノン南部で親イラン武装組織ヒズボラの戦闘員を標的とした空爆を行った。米国の仲裁で17日から「10日間の停戦」に入っていたが、双方の軍事衝突は続き、空爆の強度も増している。米国とイランによる2回目の終戦交渉に悪影響を及ぼすとの懸念が出ている。

イスラエル軍は同日、「停戦合意に違反し、われわれに脅威を与えたため、ヒズボラ戦闘員数人を排除した」と発表した。レバノン南部ビントジュベイル付近でヒズボラ戦闘員がイスラエル軍に即時的な脅威を与える形で接近したため空爆を行ったと主張した。さらにリタニ川周辺でも自国を脅かすヒズボラ戦闘員を確認し、空軍が攻撃したと発表した。

イスラエルは18日、現在占領しているレバノン南部地域に最終防衛線に相当する「イエローライン」を独自に設定した。ヒズボラ戦闘員がこのラインに接近したり武力行為を示したりすれば即時攻撃する意向を明確にしたのだ。イスラエルは昨年10月、パレスチナ武装組織ハマスと停戦合意を結んだ際も、ガザ地区の占領地域を中心にイエローラインを設定し、攻撃継続の根拠とした。

レバノン政府はイスラエルによる空爆に懸念を示しつつも、交渉を呼びかけた。レバノンのアウン大統領は20日、△イスラエルの軍事作戦の即時中止△レバノン領内からのイスラエル軍の完全撤収を目標に、イスラエルとの直接交渉に乗り出す考えを明らかにした。アウン氏は「米国とイランの交渉とは別の独自プロセスで交渉を進める」とし、「これによりレバノンを救うことができる」と述べた。16日にトランプ米大統領と行った電話会談でもこうした目標を米国と共有し、支持を確認したと強調した。


柳根亨 noel@donga.com