
トランプ米大統領は20日(現地時間)、イランと7日に合意した「2週間停戦」が22日夜(米東部時間、韓国時間23日午前)に終了すると明らかにした。イランとの2回目の終戦交渉の状況などを踏まえ、当初21日としていた期限を1日延ばしたとみられる。ロイター通信は、新たな停戦が22日午後8時(米東部時間、韓国時間23日午前9時)に終了すると伝えた。
トランプ氏は同日、ブルームバーグ通信のインタビューで「22日夜の停戦終了」に言及し、「悪い合意を急いで結ぶことはない。われわれには十分な時間がある」と述べた。戦闘勃発後、イランが封鎖している原油輸送路ホルムズ海峡については、米国による逆封鎖を維持するとし、「合意が成立するまでは(海峡を)開放しない」と述べた。経済難に直面するイランより米国の立場が有利であることを強調し、早期合意を迫る狙いとみられる。また「その時(22日夜)までに合意できなければ(停戦の)延長可能性は極めて低い」とも述べた。一部で浮上している停戦延長の観測を打ち消し、イランに最大限の圧力をかける狙いがあるとみえる。
一方、イラン側はトランプ氏の圧力に不満を示した。ペゼシュキアン大統領は20日、「米国に対する深い歴史的不信が存在する。イランは力に屈しない」と述べた。11、12日にパキスタンのイスラマバードで行われた第1回交渉でイラン交渉団を率いたモハンマドバゲル・ガリバフ国会議長も「トランプ大統領は封鎖や停戦違反を通じて交渉の場を『降伏の場』に変えようとしている」と批判した。
ただ、双方とも第2回交渉には応じる見通しだ。米政治メディア「アクシオス」によると、バンス米副大統領が21日にパキスタンへ向かう予定であり、イラン最高指導者モジタバ師も交渉への参加を承認した。またブルームバーグ通信は「イラン核問題などで追加交渉は必要となる可能性があるが、数日内に戦争を事実上終結させる合意が成立する可能性が高い」との見方を示した。
申晋宇 niceshin@donga.com






