残念だが良く戦ってくれた。
そのくらいなら立派なものである。対ポーランド戦での勝利の余勢を駆って米国との試合でも一気に勝利を挙げることを望んだ国民的希望を実現することはできなかったものの、韓国チームは最善を尽した。最近、技量が著しく上昇した米国チームを迎えて1対1の引き分けを決めたのは、それなりに評価できる戦績だ。試合の内容の面でもしっかりしていた。
大邱(デグ)ワールドカップ競技場をはじめとする全国各地で繰り広げられた応援戦でも成熟した姿を見せてくれた。何よりも一部の反米気流と関連し懸念されていた諸事故が起きなかったのは幸いなことだ。
もちろん、残念な気持ちを振るい落とすのはむずかしい。ヒディンク監督が指令塔となって以来ここ1年半にわたって韓国チームはいつになく密度の高い練習を受けていて、その結果サッカーのワールドカップ大会(W杯)に出場して以降、48年ぶりの初勝利を挙げた。その後士気と自身に満ち国民的からも熱烈な声援が送られた。こうした状況で引き分けとなったのだから選手団も応援団も100%満足することはできないだろう。
だが、い縮する必要がない。韓国には決勝トーナメントに進出できるチャンスが依然として残っている。14日、ポルトガルとの試合で良い成績を収めればいくらでも希望を実現できる。昨日の引き分けは決勝トーナメントへの出場を確定付ける時点をやや遅らせただけのものだと考えよう。韓国は今回のW杯で敗北したことがなく1勝1引き分けとなっているではないか。勝点も4点で、ゴールの得失の面でも米国をリードし依然としてD組第1位だ。決勝トーナメントへと進む「半分の成功」は果たしたわけである。
とりわけ、米国戦で分ったポルトガルの戦力は、韓国にもやってみるだけの価値があるという自信を与えている。韓国と引き分けになった米国がポルトガルに勝っているのだから、韓国だって勝てない理由はない。これまでの試合で韓国チームが見せてくれた闘魂をそのまま注ぎ込むならば韓国民にもう一度の歓呼と感動を贈ることができよう。
ポルトガルは無視できないチームだがボールは丸い。サッカーの強国らが続々と倒れ続けている今回のW杯試合は、サッカーの世界に永遠な勝者がないことを見せてくれている。W杯の魅力は他ではなくそうしたところにある。さらなる太極(テグック、韓国のシンボル、韓国国旗の模様から)戦士らの善戦を期待したい。






