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W杯韓米戦はヤングパワーの対決

Posted June. 10, 2002 09:35,   

「若い血が騒ぐ」

W杯1次リーグ韓国—米国戦の観戦ポイントは、両チームのスピード対決。とくに両サイドに布陣した「ヤングパワー」たちのスピードとパワーには物すごいものがある。20代初めのヤングパワーが勝負のカギを握るとみられているのも、そのためだ。

米国は平均年齢29.1歳。韓国に比べて年齢が高いが、攻撃陣は20代の若手が主軸になっている。とくに両サイド・ウィングのダマーカース・ビーズリーとランドン・ドノバンは弱冠20歳。

二人は俊足を生かして相手の守備陣を揺るがす攻撃の核だ。今年の北中米ゴールドカップでは、並んで同点ゴール(ドノバン)と決勝点(ビーズリー)で韓国を1−2で負かした主役たちでもある。瞬間的なスピードに優れているビーズリーは1、2人のマークは軽くはずせる個人技と突破力が脅威的な存在。シュート能力とスピードをあわせ持つドノバンは20歳の青年とは思えないほど、試合のテンポを調節できる運営能力を見せている。

韓国としては、左右のMFで臨む李乙容(イ・ウルヨン、27)と宋鍾国(ソン・ジョングク、23)が中盤で、彼らの空間への浸透を事前に断ち切ることができるかが、勝負の重要なカギとなる。ビーズリーの足を封じ込めなければならない宋鍾国は、守備だけでなく攻撃の際には、左の朴智星(パク・チソン)をサイドから支援しなければならない立場だ。

ビーズリーとドノバンが米国の希望だとすれば、これに立ち向かう韓国のヤングパワーは両サイドの薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、23)と朴智星(21)だ。1m84、73kgの長身、薛鐗鉉はポーランド戦で1対1でも押されない身体能力を発揮し、左ウィングの役割を全うした。

黄善洪(ファン・ソンホン)の出場いかんでポジションが変わる可能性はあるものの、黄善洪が予想通り中央を担当することになれば、薛鐗鉉は左サイド・ウィングとして攻撃の活路を切り開くことになる。

朴智星は、最近「油が乗った」と言われるほど、技量が急成長している「新星」だ。W杯を控えて行われたイングランド、フランスとの強化戦では連続でゴールを決め注目を集めたが、W杯初戦のポーランド戦でも優れたスピードで縦横無尽、グラウンドを駆け巡った。すでにイタリアをはじめ各国のプロリーグのスカウト対象にあがっているとされる。俊足を使った突破力はヨーロッパ舞台でも通用するとの評価を受けている。

朴智星は、「体力とスピードは米国の誰にも負けない自信がある。最大限に走り回り、米国の守備陣を揺さぶるつもりだ」と戦意を燃やしている。



金相洙 ssoo@donga.com