米国ロサンゼルス・パロス・ヴァーデズにある97万ドルの豪華邸宅から全面がセメントでふさがっている2.17坪の独房に。「大統領の息子」も罪を犯し、拘束されると一般の囚人と全く同じ「収容者」になる。
19日午前6時半、金弘傑(キム・ホンゴル)容疑者は、ソウル拘置所収容者規則によって起床音楽を聞き、拘置所の独房で体を起こした。検察に出頭するときに拘束は覚悟していたが、拘置所独房はどうしてもなじまなかったようだ。
弘傑容疑者が収容された部屋は、97年に金永三前大統領の息子ヒョンチョル氏が収容された13棟上14室のすぐ隣の同じ棟の上10室の独房。2.17坪に3人まで収容可能で、水洗便器と洗面台などヒョンチョル氏が「泊まった」上14室と同じ施設を揃えた。
19日午前7時、彼は拘置所で初めての食事をとった。朝食は「ご飯とスープ1つにおかず2種類」の原則によって、ワカメのスープにジャガイモの煮物と白菜キムチが出た。
ご飯はコメと麦を8対2で混ぜた混食。しかしほとんど食べられなかった。その代わり、拘置所売店で買った牛乳3本とパン2つのうち、牛乳1本を飲んだ。昼食には「釈迦誕生日」の特別食として出た蔘鶏湯(サムゲタン)を少し食べた。
弘傑容疑者は、18日午後9時20分、特定犯罪加重処罰法上のあっせん収賄の疑いでソウル拘置所に拘束収監され、拘置所生活を始めた。
拘置所に到着した弘傑容疑者は、夜間当直課長の案内で新入教育室に入った。拘置所職員は、名前、住民登録番号、拘束令状などを確認した後、収容者が守らなければならない収容者規則を説明した。
続いて弘傑容疑者は簡単な身体検査を受け、着ていた紺の洋服を預け、囚人番号「3750」が書かれた青い色の囚人服に着替えた。そして午後10時10分、決められた独房に入った。他の収容者らは就寝規定によって午後9時に眠りにつき、拘置所は静かだった。
弘傑容疑者は3日連続の取り調べで疲れたのか、入室してすぐ眠りについたという。
法務部は弘傑容疑者が収監生活に適応しようと努力していて、母親の李姫鎬(イ・ヒホ)女史が渡した聖書と信仰雑誌を見ながら、静かに過ごしていると説明している。法務部は「特別待遇はないが、身辺安全のための必要措置は取る」といっている。
吉鎭均 leon@donga.com






