「猫の皮をはぐって?とんでもないことだ」
マレーシアのマハティール首相が最近、マスコミとのインタビューでシンガポールを猫にたとえて、「シンガポールの皮をはぐのに一つの方法しかないわけではない」と皮肉り、シンガポールを刺激している。
シンガポールの外相は16日の議会で「シンガポール人は肌が厚いとよく言われている。私たちの皮をはぐことはかなり難しいだろう」と応酬したと、シンガポールの日刊紙が17日、報じた。
同外相は「マハティール首相は、猫の皮をはぐことがかなり好きなようだが、皮をはがれるのに、寝てばかりいる猫はいない」と述べ、強力に立ち向かうことを示唆した。
そして「マハティール首相がシンガポールを『小さな赤斑点(小さな領土を皮肉ったもの)』、『目の上のこぶ(頭痛の種)』などというが、シンガポールは繁栄を続けていくだろう」と付け加えた。シンガポールの国防相は「性急な反応を示さず、軍事力を強化しなければならない」と述べた。
両国は65年、シンガポールのマレーシア連邦脱退以来、水の供給と橋の建設、領空の使用問題、最近はシンガポール海峡の埋め立てに至るまで、ことごとく対立している。
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