Go to contents

スポーツ宝くじ会社、政官界に自社株ばらまく 検察捜査で判明

スポーツ宝くじ会社、政官界に自社株ばらまく 検察捜査で判明

Posted May. 18, 2002 09:50,   

ソウル地検特別捜査第2部(車東旻部長検事)は17日、タイガープールス・インターナショナル(TPI)が99年〜2001年にわたってスポーツくじ業者関連の法律改正と業者を選定する過程で、与野党の議員など政官界の人物に、ロビー活動を行っていた手掛かりをつかみ捜査している。

とりわけ当時、国会某常任委員会に所属していた議員と議員補佐官の相当数が、TPIや同社系列会社の株式を仮名で保有していたという情報を入手し、事実関係の確認を行っている。

検察は、TPI代表の宋在斌(ソン・ジェビン、身柄拘束)被告が、当時の与野党議員、文化観光部、国民体育振興公団の幹部らと接触していたこともつかんでいる。

検察は、TPIの株式を保有した政官界の人物が宝くじ業者選定の過程などに直接・間接的に影響力を行使した可能性が大きいとみている。

検察は、とくに、TPIがスポーツくじ事業関連法の改正と同事業運営業者の選定前後に、多数の政官界人物を迎え入れ、数万株のストックオプション(株式買入れ選択権)を与えた事実に注目している。

一方、検察は、金大中(キム・デジュン)大統領三男の弘傑(ホンゴル)氏に、18日、特定犯罪加重処罰法上のあっ旋収賄などの容疑で逮捕状を請求する方針を固めた。

検察は、弘傑氏が昨年、ベンチャー企業、未来都市環境代表の崔圭善(チェ・ギュソン、起訴ずみ)被告から受け取ったTPIの株式6万6000株について、見返りとしてなにかを渡した事実が全くなく、崔被告は宋被告から受け取ったカネでこの株式を買い入れたと説明した。

検察は、TPIがスポーツくじ運営業者に選定された直後の昨年2月〜3月にかけて、株式が譲渡された点から考えて、この株式が事業運営業者選定を依頼した見返りであったものとみている。

弘傑氏は、また、TPIの株式のほかにも他の株式を保有しているとされている。

検察は、弘傑氏が崔被告などを通じて、コンクリートと機械の製造会社であるD社会長の朴(パク)某氏とS建設の孫(ソン)会長ら企業代表にも会っていると供述したと伝えた。

しかし、検察によると、弘傑氏は「崔氏からカネを受け取った事実があるものの、利権との関連があることには気付いていなかった」と供述したという。

検察は、当初17日午後に逮捕状を請求する方針だったが、弘傑氏が利権と絡んだ依頼などと関連したカネは受け取っていないという姿勢を固守し、捜査が遅れたとしている。



吉鎭均 gun43@donga.com leon@donga.com