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宝くじ利権疑惑の崔圭先氏「大統領3男を援助した」

宝くじ利権疑惑の崔圭先氏「大統領3男を援助した」

Posted April. 10, 2002 09:19,   

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体育宝くじ事業などの利権に介入した疑惑を受けている未来都市環境の代表、崔圭先(チェ・ギュソン、42)氏は、金大中(キム・デジュン)大統領の三男の弘傑(ホンゴル)氏に利権介入や代価と関係なく数回にわたって数千万ウォンを渡したと、9日自ら公開した。

しかし、崔氏の秘書だったチョン・ホヨン(37)氏が8日、崔氏を弁護士法違反などの疑いでソウル地検に告発した状態なので、崔氏の資金の出所と金を渡した経緯、マネーローンダリング、税金申告漏れなどへの捜査が不回避なものとみられる。

崔氏はチョン氏が自身を検察に告発したことについて釈明するため、この日、ソウル江南区駅三洞(カンナムグ・ヨクサムドン)にある未来都市環境の事務所で記者会見を自ら要請し、金弘傑氏との関係などを明らかにした。

崔氏は「94年に米国に留学した時、金弘傑氏と知り合って以来、兄弟のように過ごしてきた。弘傑氏に小遣いとして数千万ウォンを渡したこともあり、米国で金弘傑氏が乗用車を購入する時に助けたりもした、また、妻が米国にいる弘傑氏宛てに数万ドルを送金したこともある」と話した。

崔氏は、また「わたしは、だいぶ前から事業を展開してきていて、数十億ウォンの財産があるため、弘傑氏を助けられる余力がある。不正な金を受け取ったことは一度もない」という立場を強調した。

また「わたしが外資誘致の過程で巨額のリベートを受け取ったという疑惑が提起され、98年9月、社稷洞(サジクドン)チーム(警察庁の調査課)による調査を受けるようになった時、弘傑氏が父親(金大統領)に『徹底的に真相を糾明して欲しい』と話してくれてありがたく思っており、捜査の結果、容疑なしの結論がくだされた」と語った。

崔氏は「わたしは弘傑氏を助けたり面倒をみたりはしたが、わたしは弘傑氏から何の助けも受けたことがない。一日も早く検察の捜査が行われて、疑惑を糾明して欲しい」と述べた。

崔氏は97年当時、金大中(キム・デジュン)国民会議総裁の国際担当補佐役を経て、98年、大統領職業務引継ぎ委員会の大統領当選者補佐役を務めたことがある。

崔氏の主張について、大統領府の民政秘書室関係者は「弘傑氏が『崔氏の主張は事実と異なり、崔氏から経済的援助を受ける間柄ではない』と伝えてきた」と明らかにした。

この関係者はまた「崔氏が弘傑氏の性格まで取り上げたことなどについて、大変不愉快に思っている。崔氏は弘傑氏を間接的に助けを与えたと考えているようだが、調べてみたところ全く事実と異なった。とくに、社稷洞チームの調査については、弘傑氏がだれにもコメントできる立場ではなかったし、話したこともない」としている。



李秀衡 sooh@donga.com · 李明鍵 gun43@donga.com