「核潜水艦」金炳賢(キム・ビョンヒョン、23、アリゾナ・ダイアモンドバックス)が今季初セーブに成功し、昨シーズンワールドジリーズの悪夢から脱皮した。
7日に行われたミルウォーキー・ブリュワーズとの遠征試合。6対3でリードしていた9回裏に登板した金は1イニングの間に2三振を奪い、無安打無失点でリードを守って、勝利を固めた。
これでシーズン初セーブを挙げた彼は、3日に行われたサンディエゴ・パドレス戦以来、2イニング・ノーヒット、平均自責点0を記録した。奪三振は4つ。
アリゾナのボブ・ブレンリー監督は、先発のランディー・ジョンソンが7回まで12三振5安打1失点で好投して6対1で試合をリードすると、8回からブルペン投手たちを起用する余裕を見せた。しかし、ブレット・プリンツとマイク・マイアスが連続失投で2失点すると9回からキムを登板させた。
金のボールは威力そのものだった。初打者エルナンデスと、次の打者カサノバはバットをボールに当てることもできず、連続空振りで終った。
ワールドシリーズの悪夢を思わせる2死後、ピンチヒッターとして出たヘリスが1塁手のエラーで1塁まで進出したが、彼は動揺せず次のトップ打者ヤングをショートゴロに討ち取り、試合に終止符を打たせた。
一方、故障者リストに載った朴賛浩(パク・チャンホ)はMRI検査の結果、右太ももの筋肉痛以外に特別な問題がないと判明し、7日には簡単なピッチングをしながらリハビリに本腰を入れた。
朴は同日、アーリントンボールパークに出て、ブルペンでない平地でキャッチボールをした。朴はホームプレートから1塁までの距離で10分ほどピッチングをした後、ウェートトレーニングまでして復帰に対する期待を膨らませた。
テキサスは同日、伊良部秀樹選手が地元で行われたアナハイム・エンゼルス戦で敗戦投手になるなど、先発陣が次々と崩れ、開幕以降6試合で1勝5敗となった。
張桓壽 zangpabo@donga.com






