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金炳賢登板、1イニング無失点

Posted April. 04, 2002 09:38,   

金炳賢(キム・ビョンヒョン、23、アリゾナ・ダイヤモンドバックス)がシーズン初の登板で1イニングを無失点に抑え、好スタートを切った。

3日、バンクワン・ボールパークで行われた米プロ野球サンディエゴ・パドレスとのホーム試合で、金は9—0でリードしていた9回に登板、1イニングを投げて2安打を浴びたが、三振2つを奪い無失点で試合を終えた。点数差が大きく、セーブは記録されなかった。

第一打者のランクフォードとスウィーニーをそれぞれ内野ゴロと三振に仕留めた金は、連続2安打で2死1、2塁のピンチを迎えたが、ゲントロールを空振り三振に仕留め、ホームファンの熱狂的な拍手を受けた。

アリゾナは前日、ランディー・ジョンソンが完封勝ちしたのに続き、3日、先発投手のカット・シリングが7イニングを投げて6安打無失点を記録し、去年のワールドシリーズ優勝を導いた最高の「ワンツーパンチ」の実力を改めて証明した。

試合に先立って行われた記念行事で、金はチーム同僚とともに栄誉に輝くワールドシリーズの優勝記念の指輪を受け取った。東洋人選手がワールドシリーズの優勝指輪を受け取るのは、初めてのこと。この指輪は中央に36のダイヤモンドで作ったチームロゴとともに、「2001ワールドチャンピオン」という文句、金の姓「KIM」と背番号49が刻まれている。ダイヤモンドと18K金で作られ、重さは56.7g、価格は9000ドル(約1200万ウォン)。

韓国のファンのために、韓国への寄贈の意思を明らかにした金は、当分の間、この指輪をはめずに家に保管し、帰国後、韓国野球委員会(KBO)か済州道(チェジュド)の野球博物館に寄贈する計画だ。

一方、去年、メジャーリーグ1シーズン最多ホームラン(73本)を記録したバリー・ボンズ(38、サンフランシスコ・ジャイアンツ)はこの日の開幕戦で二本のホームランを放つ威力を発揮した。3日、ドジャースタジアムで行われたLAドジャース戦で、ボンズは2回にケビン・ブラウンから2点ホームラン、7回にはオマダルを相手にソロホームランを放った。4打席3安打5打点。

彼は試合が終わったあと、「スタートよりは締めくくりが重要だ」として、開幕戦2ホームランに対して大きな意味付けをしなかった。ボンズが連続ホームランを放ったサンフランシスコが9—2で大勝。腕の手術後初登板したドジャースのエース、ケビン・ブラウンは4イニングを投げて9安打7失点と不調だった。



金相洙 ssoo@donga.com