ウォルマートがフォーチュン誌選定世界１位企業に

世界最高の売上をあげている企業にウォルマートが上がった。

米国の隔週経済誌である「フォーチュン」が、昨年の売上を基準に選定した５００大企業のうちウォルマートは２１９８億ドルで、前年首位だった石油会社のエクソン（１９１６億ドル）を押し出して第１位となった。サービス会社がフォーチュン誌が選定した５００大企業の首位に上がったのは今回が初めて。

▲売上５００大企業＝計７の企業が１０００億ドル以上の売上を記録した。ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）、フォード社がそれぞれ３、４位に上がった。

エネルギー企業は契約分量を売上に含ませるため、すでに破産したエンロン社が売上５位になった。買収合併を通じてシェブロンテキサコは２０位から８位に、ＡＯＬタイムワーナー社は２７１位から３７位へと急浮上した。情報通信部門ではマイクロソフト（ＭＳ）社が７９位から７２位に、シスコシステムズは１０７位から９２位へとラックアップしたが、ＩＢＭは８位から９位に、ＡＴ＆Ｔは９位から１５位に下がった。

５００大企業の売上総額は７兆４０００億ドルで前年比３％増になったが、収益総額は２０６０億ドルでおよそ５３％が下落した。

▲尊敬される企業〓年間８０億ドル以上の収益を出している企業を対象にしている。各種の事件・事故で経営家が信用されない雰囲気だが、ゼネラル・エレクトロニクス（ＧＥ）が前年に続き１位を維持した。ウォルマート、ＭＳ、バークヘサウェー・ホムディポが２〜５位だった。米国以外の企業ではフィンランドのノキア（２４位）、日本のトヨタ（２５位）、ソニー（２８位）、本田（４１位）、スイスのネッスレー（３９位）、英国のＢＰ（４５位）、シンガポールのシンガポール航空（５９位）が順位に入った。

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