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ソレンスタム「赤いくつのマジシャン」

Posted April. 02, 2002 09:50,   

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アニカ・ソレンスタム(32、スェーデン)に「赤いくつのマジシャン」という新しいニックネームがつくかもしれない。

1日、カリフォルニア州ランチョミラージュのミッションヒルズCC(パー72)で終わったシーズン第1戦の米女子プロゴルフツアーメジャー大会クラフト・ナビスコ選手権(賞金総額150万ドル)。

ソレンスタムは日頃履いていたシューズの代わりに、初めてピカピカ光る赤いひもなしのゴルフシューズを履いてフィールドに立った。「ゴルフの王」タイガー・ウッズ(米国)が最終ラウンドにはいつも赤いティーシャツを着るように、「女ウッズ」ソレンスタムも何か特別に見えたかったのだろうか。

新しいシューズが魔法でもかけてくれたのか、ノーボギーで4バーディーを取ったソレンスタムは、通算8アンダー280で同郷の先輩リサロッテ・ノイマン(36)に1打差をつけて優勝した。

ソレンスタムは「グリーンに立つ度シューズを見て笑った。そのおかげで余裕ができていつも苦労していたパッティングが楽にできた」と話した。

同大会がメジャー大会に昇格した1983年以来初めて大会2連覇を達成したソレンスタムは、シーズン開幕戦である武富士クラシックに続き、シーズン2勝目を果たした。通算33勝達成に4回目のメジャー優勝。今季出場した4大会で優勝2回、準優勝1回の勢いのソレンスタムは、賞金22万5000ドルを追加しシーズン賞金47万2000ドルで首位を走り、昨年に続き独走体制を固めた。

一方、朴セリ(パク・セリ、25、三星電子)は6バーディーをマークしたものの、1ダブルボギーと2ボギーで2打を減らすのに終わり、計22アンダーで朴祉垠(パク・チウン(梨花女子大)と9位タイに終わった。

4大メジャー大会全てで優勝する「キャリアグランドスラム」を最年少で狙ったが、惜しくもその夢を諦めた朴セリは、来年同大会で優勝しても昨年のカリー・ウェブ(豪)が打ち立てた記録(26歳6カ月3日)を破ることになる。

遅れて4アンダーで回り順位を上げた朴祉垠は、武富士クラシック(6位)、ウェルチスサークルK選手権(3位)に続き、シーズン3回目の「トップ10」入りの安定した成績を出した。



金鍾錫 kjs0123@donga.com