
与党「共に民主党」の鄭清来(チョン・チョンレ)代表が10日、6・3地方選の党内予備選に出馬した候補らに対し、李在明(イ・ジェミョン)大統領の就任前の写真や映像の活用を控えるよう指針を出したことについて、公式に謝罪した。党指導部の公文配布が大統領府の要請によるものだとの報道を受け、李氏が情報提供者に対する監察と問責を指示してから2日後のことだ。
鄭氏は同日、全羅南道潭陽郡(チョンラナムド・タンヤングン)で開かれた最高委員会議で、「先日、候補らに対し大統領の映像や写真に関する公文を出したが、これが多くの混乱を招いた」とし、「党代表として結果的に大統領にご迷惑をおかけした点についておわびし、今後このようなことが再発しないよう、党代表として指揮・監督を徹底する」と述べた。
同党は4日、趙承来(チョ・スンレ)事務総長名義で「大統領の就任前の写真および映像の広報活用禁止に関する案内」の公文を各市・道党に2度送付した。最初の公文には「大統領の就任前の映像や写真を広報に活用する行為を禁止する」との内容が盛り込まれた。これをめぐり「親明系(李大統領系)」を中心に「親明牽制用だ」との反発が続くと、「既に設置された外壁の横断幕や、候補が使用中の名刺などの広報物は使用可能」とする2回目の通知が出された。
その後、当該公文が大統領府の要請によるものだったとの報道が出ると、李氏は8日、「報道で引用された大統領府関係者を監察して特定したうえで問責し、当該報道について訂正を求めよ」と指示したという。
親明系の姜得求(カン・ドクク)最高委員は、鄭氏の謝罪に先立つ10日午前、SNSで「いかなる場合でも大統領の意図を恣意的に解釈し、歪めて流す行為は容認できない」とし、「政治は小手先の策で行うものではない」と批判した。
キム・ジャヒョン記者 zion37@donga.com






