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BTS「変化を信じて」 13万人のARMYとツアー開幕

BTS「変化を信じて」 13万人のARMYとツアー開幕

Posted April. 13, 2026 08:48,   

Updated April. 13, 2026 08:48


「私たちは多くの変化をお見せしていますが、大切なものは変わっていません。7人で共に歩むと決めた事実と、皆さんを思う真心です」

約3年9カ月の空白を破ったBTSのワールドツアー「アリラン」が、9日から京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)の高陽総合運動場主競技場で幕を開けた。北米や欧州、南米など世界34都市で計85公演を行う予定で、ツアーは来年3月まで続く見通しだ。

11日午後に行われた2回目の公演は、長い待ち時間を耐え抜いたファンダム「ARMY」に向け、「より明るい未来」を約束する場となった。約4万4000人の観客は、肌寒い花冷えの中でも熱気あふれる歓声でBTSを迎えた。BTSも先月20日に発売した5枚目のフルアルバム「アリラン」の収録曲など、約150分にわたり22曲を披露し、これに応えた。

公演は序盤から、赤い発煙筒を手にしたダンサーがステージを横切った後、刃がぶつかり合う「Hooligan」で強烈に幕を開けた。仮面を着けたダンサー約50人と黒いレザー衣装に身を包んだBTSの群舞が重なると、赤く染まった「アミボン」が一斉に揺れ動いた。「Aliens」、セルフカメラを活用した「走れバンタン」へと続き、客席の歓声はやむ気配を見せなかった。

アルバム名「アリラン」にふさわしく、韓国的なアイデンティティーを視覚的に表現した点も際立った。ステージの中央には慶会楼(キョンフェル)をモチーフにした亭子型のパビリオンが設置され、「ともに楽しむ宴」の空間が演出された。四方に伸びる張り出し舞台は太極旗(テグッキ)の四卦を想起させ、メンバーが360度の観客と呼吸を合わせられるよう設計されていた。

「They Don’t Know ’bout Us」のステージでは、韓国の仮面(タル)を現代的に再解釈したイメージなどをスクリーンに投影し、楽曲のメッセージを強調した。民謡「アリラン」を取り入れた「Body to Body」を披露する場面では、発光ダイオード(LED)の旗やリボンを用いたカンガンスルレのパフォーマンスが繰り広げられた。

ワールドツアーは150分間を通して、一つの物語のように流れる構成が途切れることなく続いた。タイトル曲「SWIM」では白い布と照明を用いて波を表現し、続く「Merry Go Round」ではステージが自然に回転木馬のように変化し、幻想的な雰囲気を醸し出した。

この日、BTSのメンバーたちは深々とした最敬礼まで披露し、込み上げる感情を隠さなかった。ジミンは「本当に会いたかったし、待っていてくれてありがとう」と言い、「良いステージと音楽で応えていくので、いつも僕たちのそばにいてほしい」と語った。RMは、アルバム「アリラン」が従来のスタイルと異なるとの評価を意識したかのように、「僕たちも皆30歳を超えた。温かく変化を見守り、信じてほしい」と呼びかけた。

ARMYとのコミュニケーションを重視した舞台演出も効果的だった。この日、メンバーたちは一か所でいわゆる「一糸乱れぬ群舞(カルグンム)」を披露するのではなく、張り出し舞台を積極的に活用し、客席との距離を縮めようとした。メンバー全員がハンドマイクで届けた臨場感あふれるライブも、現場の一体感を高めた。アンコール直前に設けられた「BTSカラオケ」コーナーでは、「DNA」や「Take Two」などをその場で歌い上げ、観客の歓声を引き出した。


高陽=サ・ジウォン記者 4g1@donga.com