Go to contents

第1四半期2.6%成長か、米経済拡大局面へ

第1四半期2.6%成長か、米経済拡大局面へ

Posted March. 12, 2002 09:58,   

米経済の拡大局面への突入を示唆する統計が相次いで発表され、エコノミストは今年第1四半期の米国経済の堅実な成長を予想している。

民間の景気分析機関であるブルーチップエコノミック・インディケータースは10日、学界、製造業、金融業などから100名のエコノミストを選定して実施した見通し調査の結果、第1四半期の国内総生産(GDP)の成長率は、2月までの見通しである1.6%をはるかに上回る2.6%になるものと予想されると発表した。第2四半期の成長率は3.2%、第3四半期と第4四半期はそれぞれ3.7%にのぼるという見通しを示した。

また、今回の調査で一部の経済学者は在庫量が急激に減ったため、第1四半期の成長率は4%にまで跳ね上がる可能性あると分析しているという。

これと関連し、AFPは10日、ホワイトハウスの経済顧問ロランス・リンジ氏も、英サンデータイムズ紙とのインタビューで「消費と投資の両面で成長基調が続き、今年上半期に米経済は力強い成長を遂げるだろう」と述べ、「ダブルディップ(double dip)」の経済低迷に見舞われかねないとの一部の予測を一蹴したと報じた。



朴惠胤 parkhyey@donga.com