Go to contents

「欧州統合政府」論議がスタート

Posted March. 02, 2002 10:30,   

軍事力で圧倒的優位を占めている米国の独走が9・11テロのあと、加速化している中、欧州が独自の「欧州合衆国(United States Of Europe)」の構築のための第一歩を踏み出した。

欧州連合(EU)は先月28日ベルギーのブリュッセルで「欧州の未来についての会議(Convention on the Future of Europe)」を開き、民主的かつ透明で、効率的な欧州統合政府を作るための1年間の大長征に入った。

この会議の議長、ジスカールデスタン前フランス大統領は開幕演説で「統合憲法の制定で一層強力で、より巨大な欧州を構築しよう」と力説した。

EU執行委員長も「欧州の人々の権利を強化し、欧州が世界舞台で強力な声を出すために、欧州を一つに統合する統合憲法が必要だ。前例のない緊密な連合体づくりのために進もう」と強調した。

今回の会議には、EU加盟15カ国と加盟国議会の代表、欧州議会代表の他にEU加入を望む13カ国の代表など105人が参加した。会議の内容はインターネットを通じて生中継され、1年間20回の会議日程が決まっている。中心議題は△EU執行委員長を欧州の人が直接投票で選出する△効率的意思決定

のため、個別加盟国の拒否権を最小化し、全体の過半数表決を拡大する方策△加

盟国の議決権を同じにする方策などだ。

英国、イタリアが個別国家間の緩い欧州連合を主張していて、統合憲法の制定までには、数多くの難関を解決しなければならないという見方が支配的だ。

しかし、欧州が一つになるため、初めて長期間にわたって真しな政治的議論を始めたという点で、今回の会議は世界の政治、戦略構図に重要な意味を持つものと受け止められている。



朴濟均 phark@donga.com