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KEDO-北朝鮮、南北直航路の開設を推進

Posted March. 01, 2002 10:39,   

4月初めに開港する予定の江原道襄陽(カンウォンド・ヤンヤン)国際空港と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の咸境南道宣徳(ハムギョンナムド・ソンドク)空港をつなぐ南北直航路が開設される見通しだ。

28日、統一部と建設交通部(建交部)によると、韓半島エネルギー開発機・(KEDO)と北朝鮮は、97年締結した南北通行議定書に基づき、襄陽空港と北朝鮮・宣徳(ソンドク)空港の間に直航路を設けることを決め、現在、高官レベルの専門家など、様々なチャンネルを通じて協議を進めている。

襄陽〜宣徳区間路線は、軽水炉事業の人材と物資の輸送、負傷者の後送などのためのもで、南北協議によって必要な時チャーター便が投入される。

これまで軽水炉事業の人材、物資の輸送は束草(ソクチョ)〜咸南(ハムナム)ヤンファ間の海上輸送ルートと、仁川(インチョン)から北京を経由し宣徳空港入りする不定期のチャーター便を利用してきた。

襄陽と宣徳空港の間の直線距離は150kmで、陸地でない海上空域を通る場合、飛行の所要時間は40分程になるものとみられる。

政府は、南北直航路で△仁川国際空港〜咸南宣徳空港△仁川国際空港〜平壌(ピョンヤン)〜宣徳空港△江原襄陽空港〜宣徳空港、など3つの案を検討したが、運航距離、空港への接近性などを考慮し、北朝鮮側との間で第3案で意見の歩み寄りを見たものと伝えられた。

4月3日開港予定の襄陽空港は、江原襄陽郡ソンヤン面ドンホ里とハクポ里の一帯73万坪の規模からなる韓国の8番目の国際空港。宣徳空港は、咸南定平郡(ジョンピョングン)宣徳面にあり、北朝鮮の唯一の国内路線(平壌〜宣徳〜清津)が定期就航している。



黃在成 jsonhng@donga.com · 金影植 spear@donga.com