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第1回 柳寛順賞に趙壽玉氏

Posted March. 01, 2002 10:38,   

東亜(トンア)日報社と忠清南道(チュンチョンナムド)、梨花(イファ)女子高等学校が柳寛順(ユ・グァンスン、1902年〜1920年、独立運動家)烈士の民族魂を称えるために、共同制定した「柳寛順賞」第1回受賞者に趙壽玉(チョ・スオク、88、写真)氏が28日選定された。

柳寛順賞は柳烈士の愛国愛族精神をたたえ、その民族魂を生かし、前向きに未来試行的な考え方で、国家および地域社会の発展に貢献した女性や女性団体を選抜し、現代の望ましい女性像を定立するために、昨年7月に制定された。

最初の受賞者に選ばれた趙氏は、慶尚南道馬山(キョンサンナムド・マサン)の社会福祉法人「インエウォン」の院長で、1940年に日本帝国主義による神社参拝を拒否し、思想犯として逮捕されて5年間投獄され、光復とともに出獄した後、私財をはたいて「インエウォン」を設立し、疎外された孤児や老人のために一生を奉げてきた。

趙氏には賞状と賞金1000万ウォンが与えられる。授賞式は3月29日午後2時、ソウル市中区貞洞(チュング・チョンドン)梨花女子高等学校の柳寛順記念館で行われる予定だ。



李基鎭 doyoce@donga.com