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民主党内 3党合党めぐり論議広がる

Posted February. 01, 2002 09:44,   

与党民主党の李仁濟(イ・インジェ)、金槿泰(キム・グンテ)常任顧問、權ノ甲(クォン・ノガブ)前最高委員などが先月31日、一斉に「政界改造論議に反対」の立場を公表したことから、与党内の一角から進めてきた政界改造論にブレーキがかかっている。

しかし、民主党内政界改造論の公論化を主導してきた鄭均桓(チョン・ギュンファン)議員は、党会議で政界改造に対する論議を本格的に提起したいという立場を表明しており、政界改造論をめぐる与党内内部の議論が広がる見通しだ。

李仁済顧問は、立候補戦対策本部のスポークスマンである田溶鶴(チョン・ヨンハク)議員を通じて、「党の刷新と政治日程を確定し、事実上日程が進められている状況で、刷新の趣旨と国民の期待をき損するような政界改造論への議論は中止されるべき」という反対意向を明らかにした。

しかし李顧問は「大統領制度のもとで、政局の安定した運営のために二大政党制が望ましいという考えには変りがない」と述べたうえで、大統領虜選挙に向けた立候補戦後の民主党・自民連・民国党の統合には反対しないという立場を表明した。

金槿泰顧問も「3党の合党論」を「党を害する行為」としており、「合党を唱える人は自ら党から離れるべきであり、離れない場合、党綱紀委員会によって、強制的に党を出てもらったり、除名などの措置を取らなければならない」とし強く反発した。

東橋洞(ドンギョドン)系(金大中大統領の家臣グループ)の中核である権前最高委員も記者らと会い「民主党の政治日程が決められた状況で、合党や政界改造は現実的に難しく実現できないだろう」とし反対の立場を示した。民主党指導部も主要党役員会議で「現在我が党にとって最も重要なことは、国民参加立候補戦を含めた党の改革案を着実に履行し成功させること」だということで方針を固めた。

しかし、鄭均桓議員は「国論を分裂させる現在の政治地形を国家競争力を育てられる統合の政治地形へと変えるべき」だとしたうえで「これから国政運営の枠組みを変える問題を議論する主体を決めるべきで、この主体を通じて公論化しなければならない」との考えを繰り返し強調した。



尹永燦 yyc11@donga.com