
サッカーの2002W杯本大会の組み合わせ抽選会が終わったあとの、韓国と米国の対戦戦績は1勝1敗。両チームがW杯の本大会で再び対戦したら、どっちが勝つのだろうか。
米国側の専門家は激しい接戦を予想したが、韓国側は韓国が十分に勝てると予想している。キム・グァンミョン大韓サッカー協会の技術委員とチェ・ジンハン代表常備軍コーチのアドバイスで、米国代表チームを徹底的に分析してみる。
▲守備力〓W杯予選10試合で8ゴールしかを許さなかったほど、米国の守備力はしっかりしているとの評価は、二回の試合を分析してみたところ、誇張された可能性が高い。韓国が決定力不足で多くのチャンスを逃したものの、米国の守備ラインは絶えず危機的な状況を招いた。
守備的MFのアマスのカバリングに1次的な問題があり、最終守備ラインの対人マークの能力や位置の選定にも問題が多かったと評価されている。アマスは韓国の攻撃の際、ミッドフィールドで積極的に相手を圧迫するよりは、急きょ守備ラインに合流する傾向を見せ、20日の宋鍾国(ソン・ジョングック)の同点ゴールに見られるよう、相手に多くのシュートチャンスを与えた。20日は韓国のミドルシュートが多かったのも、アマスのこのような動きのためだ。
韓国のOFがミッドフィールドから前進していく時、守備ラインが地域マークから対人マークに転換する過程で、多くの欠点が現われたのも、問題点だ。崔ヨン洙(チェ・ヨンス)がペナルティーキックを獲得した状況や朴智星(パク・ジソン)が決定的なシュートチャンスでつまずいたのが代表的な例で、黄善洪(ファン・ソンホン)のように個人の実力が優れているストライカーが起用されていたら、数回ゴールを許しただろうとの分析だ。
▲攻撃力〓W杯予選の期間(図1)、米国はレイナのスルパスを活用した中央突破とジョンス、スチュアートの早い側面突破に続くクロスを売り物に活用した。とくに、両足を使うスチュアートは左右を駆け巡って相手の守備ラインを乱し、W杯最終予選で5ゴールを入れ、チーム内最多得点を記録した。
西帰浦(ソギポ、図2)で、米国はドノバンを攻撃的MFに起用したが、韓国の強い圧迫に苦戦を強いられた。後半に入り、米国は瞬間突破力が優れているコニング・ハムを、攻撃的MFに出場させ、危機的状況から抜け出した。4—4—2フォーメーションからMFをダイヤモンド型に配置する米国の戦術を考慮すれば、攻撃的MFを封じ込むことが韓国側の勝利のカギとなることが証明されたわけだ。
20日の試合(図3)で、米国は左右のMFのクロスに力を入れた。韓国の2回の失点とチェ・ジンチョルの退場は、韓国の守備ラインの欠点を狙った米国の奇襲的なクロスによってもたらされた。
逆に言えば、韓国のDFの位置選定が悪かったと言える。米国がクロスを狙ったもう一つの理由は、韓国の守備ラインが瞬間的に間隔を維持できず、ボールを追ってボールの方向に傾く傾向を見つけたためだ。
鞖克仁 bae2150@donga.com






