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ガンを抑制=野菜・果物・ビタミンC ソウル大教授が解明

ガンを抑制=野菜・果物・ビタミンC ソウル大教授が解明

Posted January. 15, 2002 09:48,   

10年以上タバコを吸っていたり、過労やストレスなどで正常細胞が損なわれ、ガン寸前の段階まで入っても、野菜や果物を十分に摂取すれば、ガン細胞へ進行するのを防げることが、韓国の医学者によって明らかになった。

ソウル大学食品工学科の李炯周(イ・ヒョンジュ)教授は、「ガンは遺伝子の故障によって細胞が変わってしまう『開始段階』、10年間細胞の変形が続く『促進段階』を経て、ガンが本格的に活動する『進行段階』に移行するが、ガンの促進段階で果物や野菜、緑茶に多く含まれているビタミンCとクィシティンという物質がガンの進行を抑制することが分かった」と、14日明らかにした。

李教授は、△正常細胞群△癌細胞群△特定物質を投与した細胞群に分けて、細胞同士が信号をやり取りする際、蛋白質がどう活動するかをそれぞれ「ウエスタン・ブロット」という撮影法を用いて分析した。この技法でガンの促進段階からビタミンCがガンの進行を防ぐ効果があることを突き詰め、これを英国で発行される世界的な医学専門誌の「ランセット」最新号(1月12日付け)に発表した。

李教授はまた、この過程でクィシティンという物質が、ビタミンCより高い抗ガン効果を発揮することを突き詰めた。この研究効果は近く栄養学の世界最高の専門誌、「米国臨床栄養学ジャーナル」に「ビタミン、食餌療法、癌予防」というタイトルで発表される予定だ。

これまで学会では、ビタミンCがガンの開始期に、細胞の遺伝子に傷を付ける活性酸素を取り除くため、ガンを予防する効果があるのは広く知られていたが、促進期でもガンの進行を抑制するのは明らかになっていなかった。

李教授は、「ビタミン製剤を服用するのがガンの予防に効果があるという説もあるが、生の野菜と果物などをたくさん取るのがもっと効果的と推定される」とし、「だからといって、肉は食べない方が良いというのではなく、栄養をバランス良く取りながら、野菜や果物を十分食べるのが最も良い」と話した。

同教授はまた、「すでにガンが進行段階に入った場合は、食べ物による予防法ではなく、手術や薬、放射線治療などを通じた治療に専念しなければならない」と付け加えた。



李成柱 stein33@donga.com