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米、有名な女性CEOの受難時代

Posted November. 20, 2001 09:51,   

優れた経営能力を認められていた米国の代表的な女性最高経営者(CEO)たちが、景気低迷の影響で首になるか辞任直前の状況に追い込まれている。

スピード水着で有名なワナコ衣料グループを15年間経営してきたリンダ・ワクナー会長兼CEOは、16日、理事会から解雇を通報された。米企業史上、最も長い期間CEOとして在職した女性のワクナーは、中小企業だったワナコ・グループを米国最大のジーンズ及び下着メーカーに成長させた主人公。彼女の攻撃的な経営方式は、会社が成長街道を走る時には歓迎されたが、最近2、3年間売上げが大幅に減少すると、幹部らの中では不満の声が上がり、主な提携業者らとは別れる原因になった。

隔週で発行される経済雑誌、フォーチュン誌が米国最高の女性経営人に選定した、ヒューレットパッカード(HP)のカリ・ピオリナ会長兼CEOも危機に追い込まれている。9月にコンパック・コンピューターの買収計画を発表して以来、HPの株価は半分水準に落ち込み、HP創業者の家族たちも、この計画に反対を表明している。

買収計画が失敗に終わると、結局、彼女は辞任せざるを得ないという展望だ。



鄭美京 mickey@donga.com