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野党、国税庁長の次男の兵役免除疑惑を提起

野党、国税庁長の次男の兵役免除疑惑を提起

Posted November. 16, 2001 09:45,   

野党ハンナラ党の朴世煥(パク・セファン)議員が15日、国会の予算決算委員会で孫永來(ソン・ヨンレ)国税庁長の次男に対する兵役免除の疑惑を取り上げた。

朴議員はこの日、孫庁長の次男に対する兵役免除の疑惑を取り上げる報道資料を前もってマスコミ各社に配っていたが、実際に質疑の際は「高官子女の兵役免除の疑惑があるが、息子と関連する事項であることから、詳細な事項は書面で質疑する」とし、孫庁長の姓名と詳細な疑惑内容を言及せず、書面質疑に代替した。

朴議員は質疑書で「孫庁長の次男が96年8月、アトピー性皮膚炎で兵役免除処分を受けたが、その以降この皮膚炎に対する治療を昨年3月まで受けただけで、その後は現在に至るまでまったく治療を受けてなかった」と主張した。

また「アトピー性皮膚炎は慢性皮膚疾患として、この病症で兵役免除を受けるためには、続けて治療を受けなければならないほどの病症じゃなければならない」とし、「しかし、孫庁長の次男の病院治療記録には昨年3月以降の治療事実が記録されていなかったことから、疑惑を強めている」と述べた。

これに対し、孫庁長は朴議員に提出した釈明資料を通じ「ヨンドン・セブランース病院の専門医が発給した診断書を参考し当時判定基準に沿って兵役処分を受けた」とし、「昨年3月から昨年12月までは米国語学研修などで韓国国内の治療記録がないが、研修期間中にも必要な薬品を供給し治療をしていた」と明らかにした。

孫庁長はまた、「息子が生まれた時から熱が酷くて中学校1年生の時から病症が発病しソウルの駅三(ヨクサム)洞の病院で治療を受けてきたが、好転されず93年から大学付属病院で治療を受け続けてきた」とし、「今も10日から1カ月ごとに治療を受けており、今月初めにも治療を受けた。今も手袋をかけたまま生活している」と解明した。

国防部は答弁書で「孫庁長の次男はソウル地方兵務庁の徴兵検査場で徴兵検査を受けアトピー性皮膚疾患で判明されヨンドン・セブランース病院の専門医が発給した兵士用の診断書を参考し5級(免除)で判定した」と明かした。



宋寅壽 issong@donga.com