炭そ菌拡散による恐怖と不安が全米を襲っている中、米政府とマスコミは動揺する民心を静めるのに総力を挙げている。
▲政府の動き〓テロに対する政府関連省庁間の対策を擦りあわせるために新設された、国土安全保障局のトム・リッジ局長は18日、就任後初の記者会見で国民に政府を信じて不安を拭うよう訴えた。
ジョン・エシュクロフト法務長官、ロバート・マーラ連邦捜査局(FBI)局長らテロ関連省庁の高官が全員陪席した会見で、リッジ局長は「炭そ菌感染検査を受け人は数千人だが、実際感染者は僅か数人足らずだ」と強調した。また、「現在炭そ菌治療薬は充分に確保されている」とし、「万が一の場合全国民が接種できるよう、天然痘ワクチンなども備蓄する方針」と語った。
FBIはこの日、炭そ菌流布者に関する情報を通報する人に対しては100万ドルの懸賞金を約束すると発表した。ジョンポータ郵政局長は、疑わしい郵便物の処理要領に関する案内葉書を一週間以内に全家庭に発送したいと話した。
法務部は、炭そ菌流布者に対しては最高無期懲役を、偽炭そ菌で類似犯罪を犯した人に対しては最高懲役5年を求刑するなど炭そ菌波紋に強力に対処することにした。FBIには最近3300件余りの炭そ菌申告が受付けられたが、その大半は虚偽と判明された。
▲マスコミと民間の動き〓CBS放送局のキャスター、ダン・ラザー氏は18日、自分の助手が炭そ菌に感染されたことが分かった後に行われた記者会見で、「問題は炭そ菌ではなく、それに対する恐れ」とし「炭そ菌を広める側の心理戦に巻込まれてはならない」と強調した。
細菌戦専門記者であるニューヨーク・タイムズ紙のジュディス・ミーラ氏はCNN放送局とのインタービューで「炭そ菌を流布する人は大量の殺傷でなく、社会的混乱を狙っている」とし米国人は今度の事態に冷静に対処すべきだと指摘した。
▲世論の叱責を受ける議会〓トム・ダシュル上院民主党院内総務の事務室職員らが一度に炭そ菌に晒されたことで、議事堂の安全診断を名分に17日から5日間休会を決めた下院がマスコミから厳しい批判を受けた。
韓起興 eligius@donga.com






